2017-18シーズンB.LEAGUEクラブライセンス判定結果について
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(本社:東京都文京区、理事長:大河正明 以下「B.LEAGUE」)は、4月5日(水)開催の理事会において、2017-18シーズンB.LEAGUEクラブライセンス交付(第2回)について、バンビシャス奈良は、下記の通り判定を受けましたのでお知らせいたします。
申請
2017-18シーズンB1クラブライセンス
判定結果
2017-18シーズンB2クラブライセンス
判定結果を受けて
B1クラブライセンスを取得するためには、5,000人以上収容可能なアリーナをホームアリーナとすることが必要です。現状、奈良県内にその規模の施設が無いため、既存施設の立替、又は、新設する必要があります。行政においてもその必要性を共有しておりますが、具体的な計画はまだ進んでいません。荒井知事はメディアのインタビューなどで、「民間投資によるアリーナの建設を希望」と、民設民営を念頭に発言をされています。
バンビシャス奈良でもその方向での検討・準備を行っている段階です。アリーナは、具体的な建設計画が出来た段階で、B1ライセンスの基準を満たせる可能性があるため、バンビシャス奈良ではいち早く具体的なアリーナ建設計画が出来るよう鋭意推進して参ります。今後については、具体的な進展があった段階でご報告して参ります。
今後の課題
クラブライセンスの審査の過程で、財務基準についてB.LEAGUEより情報提供、経営指導をいただきました。バンビシャス奈良は、B1クラブライセンスの財務基準は満たすものの、現状のB1クラブの経営規模と比較した場合、相当な差がある状況を再確認しました。 B1に昇格しB1クラブと対等に戦って行くには経営規模がまだまだ足りない状況です。 バンビシャス奈良の年間の運営費が2億円を超えたところです。B1クラブは、最低でも4億円を超える規模であり、対等に戦っていく上ではさらにその上を目指さなければいけません。 B1昇格にはB2で勝ちあがることがまず必要ですが、昇格するだけではなく安定してB1で戦っていけるクラブなること、そして、さらにB1での優勝を目指せるクラブになるためには、B1で戦える経営規模も作っていかなければいけません。 まずは、既存のホームアリーナをすべて満員にし、県内の多く方々に応援していただけるクラブになること、そして奈良県内の企業や奈良ゆかりの企業などのご協賛いただける企業の輪を広げていくこと、そしてアリーナの建設を実現し、B1で戦っていけるクラブにしていきます。
参考
1.クラブライセンス制度の目的 最大の目的は、バスケットボール界全体の安定的・持続的な成長と発展に寄与すること。Bライセンス制度の目的は、クラブを取り締まり、排除することではない。 プロバスケットボールクラブにおける育成面・施設面・選手環境面などを、プロリーグとしてふさわしい水準に保ち、さらに発展させることによって、クラブの価値が向上することを目的する。 また、財務面では無理な投資を抑制し、ガバナンスを改善させることによって、クラブが社会的に信用され、地域に根付き、永続的に存続できることを目標とする。
2.Bリーグクラブライセンスとは B.LEAGUEのリーグ戦に出場するための資格。B.LEAGUEに参加を希望するクラブは、希望するシーズンの前年11月末までにBリーグに申請を行う必要がある。有効期間は対象シーズンの1年間。継続的にリーグ戦に参戦するには、毎年申請してライセンスの交付を受けることが条件となる。
3.ライセンスの種類
・B1クラブライセンス
B1リーグ、B2リーグに参加できる資格
・B2クラブライセンス
B2リーグにのみ参加できる資格