代表加藤より新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年、バスケットボール界を二分していたTKbjリーグとNBLが統合し、全チームがプロクラブとして参加するB.LEAGUEが発足しました。9月22日に行われたリーグ全体の開幕戦は、フジテレビ系列とNHK BS1で全国生中継されました。コートにはLEDビジョンが敷き詰められ、会場が暗転する中ド派手な演出に驚かれた方も多かったのではないでしょうか。24年前に、Jリーグが発足したときも、国立競技場の夜空に花火が上がり、ド派手な演出が中継されたのを覚えています。Bリーグの開幕戦もそれに匹敵する開幕戦の中継になったのではないかと感じています。B1のクラブでは、集客も前年対比大幅に伸ばしたクラブが多数あり、バスケット界が大きな一歩を踏み出しました。NHKのBS1で中継される試合も増え、以前よりはテレビなどマスメディアでバスケットボールの試合を見る機会が増えています。
バンビシャス奈良は、B2からのスタートを切りました。開幕戦は、たくさんのお客様にご来場いただき、満員に近い賑やかな会場でプレイさせていただきました。バスケットボール界が一つになり、Bリーグ発足によりバンビシャス奈良自身も飛躍するチャンスをいただきました。しかし、プロ野球やJリーグといったプロスポーツの先輩クラブにはまだまだ程遠い状態です。同じBリーグ内のB1クラブやB2クラブと比べてもまだまだ追い付いていかないといけないクラブが多数あります。もっともっと多くの方々に関心を持ってもらい、応援したいと思っていただけるクラブへ成長していきます。
プロスポーツの目的の一つ目は、観ていただける方々に感動を届けることにあります。必死になってボールを追いかける姿、ぶつかり合いにも負けず体を張ってゴールを守る姿、コートにいてもベンチにいても献身的にチームの勝利に貢献しようとする姿が人々の共感を呼び、観る人に応援したい、勝って欲しいと思っていただけるチームになると思います。観る人が勝って喜んだり負けて悲しんだりするのは、共感の上に成り立つもの。原点を大事にプレイし共感、感動を起こせるチームになります。そして、何より応援していただく皆様に喜んでいただくため、勝利をお届けすることがプロスポーツチームの使命だと思います。原点を大事にし、勝利をお届けできるチームに成長していきます。
B1昇格に向けてはアリーナ基準をクリアすることが必要になります。奈良県に5,000人以上収容可能なアリーナの建設を実現することが大きな課題です。今シーズン中にアリーナ建設に向けた目途を立て、B1ライセンスを取得できるよう活動してまいります。
今年も応援・ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社バンビシャス奈良
代表取締役 加藤 真治