バンビシャス奈良は、アウェーのセーレン・ドリームアリーナで福井ブローウィンズと対戦。

スターティング5は、#0 小林遥太選手、#4 ジェイミン・ブレイクフィールド選手、#11 ナイジェル・スパイクス選手、#18 相馬卓弥選手、#24 本多純平選手です。

1Q、本多選手のドライブで先制すると、スパイクス選手のアシストからブレイクフィールド選手がコーナースリーで続きます。ブレイクフィールド選手がさらにペリメーターショットを、小林選手がアタックを仕掛けてのタフショットを決めきり、中盤までは1点を争う展開となりました。しかしこのクォーター、福井の3Pシュートが高確率で5本決まったこともあり、終盤にかけて点差が開き、15-25となりました。

2Q、序盤なかなか得点できず、15点までビハインドが開きます。#14 坂口竜也選手がアタックで得たフリースロー2本、#22 ヴャチェスラフ・ペトロフ選手がゴール下でバスケットカウント、#88 中谷衿夢選手がフローターなどを決めて、これ以上点差を開かれまいとついていきます。そして残り5分をきったところから、相馬選手のアタック、ブレイクフィールド選手のプットバックダンク、相馬選手のフリースロー2本、さらに相馬選手のキックアウトからペトロフ選手の3Pシュートによる9点のランで一気に追い上げ、38-44で前半を終えました。

3Q、序盤から相馬選手とスパイクス選手のピックアンドロール、本多選手のショートコーナーからの得点、相馬選手のジャンプシュートなどで、少し点差を詰めますが、ここで相手に3Pシュートを許してしまい、再び点差を戻されます。クォーター中盤にふた桁まで離されてしまいますが、#20 石井峻平選手が2本の3Pシュートを返し、さらにペトロフ選手がリバウンドのプットバックをバスカンで決めて、3点プレーとしたことで、5点差に戻します。終盤は、ブレイクフィールド選手がポストプレーを決めて、石井選手がフリースロー2本を丁寧に入れ、前半終了時と点差変わらず、62-68で3クォーターを終えました。

4Q、坂口選手が2本のドライブを決め、相馬選手が難しい体勢のプルアップをねじ込み、ブレイクフィールド選手もドライブに成功しますが、ターンオーバーから走られたころをファウルで止めてのフリースローを決められてしまったり、相手3Pシュートを止められなかったこともあり、オフィシャルタイムアウトの時点で10点のビハインドとなります。もちろん諦めない奈良は、相馬選手がフェイダウェイ、ブレイクフィールド選手と小林選手が相手の意表をついての得点、スパイクス選手のリバウンドショット、さらに、小林選手→相馬選手→スパイクス選手のコンビネーションでの得点で、残り2分に3点差まで追い上げます。しかし、ここでショットミスとターンオーバーを出してしまうと、最後はファウルゲームを仕掛けましたが、追いつくことはできず、84-90で連敗を喫しました。

石橋晴行HCコメント
はじめに、奈良から来てくださったブースターの皆さん、また、奈良でパブリックビューイングで応援してくださった皆さんに、連敗してしまったこと、大変申しわけなく思っています。
何度か追い上げ、最後まで追い詰めることはできましたが、終始ここ1本守らないといけないところで、ライアン・ケリー選手にキーショットを決められてしまいました。ここの守りの対策が、上手くいかなったことが、今日の敗因だと思います。

試合結果
バンビシャス奈良 84-90 福井ブローウィンズ
1Q 15-25
2Q 23-19
3Q 24-24
4Q 22-22

スコア上位
#4 ジェイミン・ブレイクフィールド 24点
#18 相馬卓弥 16点
#11 ナイジェル・スパイクス 10点
#22 ヴャチェスラフ・ペトロフ 10点

リバウンド上位
#11 ナイジェル・スパイクス 13本
#4 ジェイミン・ブレイクフィールド 10本

アシスト上位
#18 相馬卓弥 6本
#0 小林遥太 4本
#22 ヴャチェスラフ・ペトロフ 4本