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コンプライアンス事案関する制裁について
この度、弊クラブに所属するユースチームの元ヘッドコーチによる不適切な指導に関し、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)より、懲罰(制裁)が決定いたしましたので、下記の通りご報告いたします。
今回の件で、不快な思いをされた選手、保護者の皆さまに深くお詫び申し上げます。また、パートナー企業の皆さま、ブースターの皆さま、地域社会の皆さま、日ごろからバンビシャス奈良を支えていただいているすべての皆さまに、ご迷惑とご心配をおかけしたことにつきましても、重ねて深くお詫びを申し上げます。バンビシャス奈良は、この事態を重く受け止め、あらゆる現場で再発防止に努めてまいります。
【制裁対象者、制裁の種類・内容および制裁理由】
1.バンビシャス奈良所属ユースチーム 元ヘッドコーチに対する懲罰
■懲罰対象者:バンビシャス奈良所属ユースチーム 元ヘッドコーチ
■懲罰の種類および内容:けん責およびバスケットボール関連活動の全部の停止・禁止3か月間
■停止・禁止期間:2025年10月21日から2026年1月20日まで
■B.LEAGUEに認定された事実:バンビシャス奈良所属ユースチーム 元ヘッドコーチが、2023年度から2024年度にかけて、ユースチーム所属の選手等に対し、不適切な言動を繰り返し行ったこと。
2.バンビシャス奈良に対する懲罰
■懲罰対象者:バンビシャス奈良
■懲罰の種類および内容:けん責および制裁金100万円
■B.LEAGUEに認定された事実:上記事実に対するバンビシャス奈良の監督責任
【弊クラブの対応】
今年(2025年)5月に、バンビシャス奈良所属ユースチームの元ヘッドコーチによる不適切な指導があったと報告があり、社内調査を行い、Bリーグに報告いたしました。元ヘッドコーチの指導内容に、不適切な部分があり、一部選手たちとの間にハラスメントと思われる関係性ができていたと認められたため、クラブとして、6月に元ヘッドコーチの解任を実施し、当該ユースチームに所属する選手、保護者の皆さまに、謝罪と再発防止策の説明を実施いたしました。
いかなる状況であっても、ハラスメント行為は許されるものではなく、選手たちが成長段階にあるユースチームでの指導において、クラブとして特に注意を払う必要があります。しかしながら、ユースチーム元ヘッドコーチに不適切な指導があり、クラブとして監督が不十分であったことを厳粛に受け止めております。
【今後のユースチームの運営と再発防止策】
1.ハラスメント研修、ユースチームコーチへの再教育を実施
2.メンタル面のケアのため、当該チームのコーチではない他のコーチによる定期的な選手全員への面談の実施
3.ユース活動の目的、目標の共有と再確認、練習時間や内容等の事前確認
【代表取締役 加藤真治 コメント】
バンビシャス奈良の育成の現場において、選手たちに苦痛な思いをさせてしまったこと、また、その状況で自身のバスケットボールへの想いや取り組みに迷いを生じさせてしまったことに、心よりお詫び申し上げます。そして選手のみならず、日ごろよりご支援いただいている保護者の皆さま、弊クラブに関わっていただいているすべての皆さまに、重ねてお詫び申し上げます。
成長段階である育成年代の選手たちが、目標に対して前向きにバスケットに向きあえる環境を提供することを目的とした現場で、その気持ちを削ぐような事態が引き起こされましたことを、重く受け止めております。また、クラブとしても、そのようなユースチームの状況の把握が十分にできていなかったことを、深く反省しております。クラブとして、再発防止策を実施し、複数のユースチームスタッフで育成年代の選手たちと向き合いながら、ユースチームの環境改善に取り組みます。そして、ユースの現場のみならず、クラブのあらゆる現場においても、コンプライアンス遵守と意識改革を徹底し、ハラスメント防止に努めてまいります。