試合結果 バンビシャス奈良 63-73 熊本ヴォルターズ
2025-26シーズンの開幕2戦目。ホームで開幕連勝を狙う奈良は、ロートアリーナ奈良で熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#4 ジェイミン・ブレイクフィールド選手、#18 相馬卓弥選手、#21 ジョーダン・ダラス選手、#24 本多純平選手です。
1Q、お互いにシュート成功率が上がらない中、中盤までは奈良の1点ビハインドで進みます。しかし中盤以降、奈良は4分近く得点できず、点差を6点まで開かれます。ここで、#14 坂口竜也選手とのピックアンドロールから#11 ナイジェル・スパイクス選手がバスケットカウントからの3点プレー、坂口選手がさらにドライブで得点を返すなどしましたが、12-17と5点のビハインドとなりました。
2Q序盤は、ブレイクフィールド選手が長い滞空時間からのレイアップ、坂口選手がスパイクス選手のピックを使って右45度からのスリーを決めて、熊本を追走しました。しかしそこから4分間で、熊本に12点のランを許してしまいます。相馬選手が横に飛びながらのジャンプショットと、ピックアンドロールからスパイクス選手へのアシスト、再び難しい体勢でのショットと6連続得点にからむ働きで、悪い流れを止めたものの、28-38と10点差に開かれてしまいました。
3Qは開始から、相馬選手のディフェンスを引きつけてからのダラス選手へのアシスト、本多選手のショットクロックギリギリのバンクショットで連続得点します。熊本にスリーを返されるものの、相馬選手のプルアップ、ブレイクフィールド選手のステップバックスリー、そして相馬選手の3Pシュートと再びの連勝得点で一気に3点差まで戻しました。あと一本というところまで迫りましたが、ターンオーバーが重なり、再び10点差に。#1 大塚勇人選手のアシストから、ブレイクフィールド選手がバスケットカウントからの3点プレー、スパイクス選手がゴール下を決め、さらに坂口選手がタフショットをねじ込みましたが、47-56と1点縮めるにとどまりました。
4Qも途中、ブレイクフィールド選手のバスカンからの3点プレー、#7 古牧昌也選手のアシストに走り込んだスパイクス選手の得点、速攻が崩れる形にはなりましたが、ブレイクフィールド選手のコーナースリーによる8点のランで、今度は1点差に迫ります。残り5分でこの1点差を逆転したいところでしたが、以降ショットが安定せず、ディフェンスファウルから与えたフリースローを熊本が決め続けたことから、63-73で連勝はなりませんでした。
石橋晴行HCコメント
序盤から相手のやりたいバスケット――ペイントでの得点やリバウンドからの3Pシュート――をやられてしまったことと、2日目のエネルギーの部分で負けていました。後半はディフェンスをがんばって、しっかり戦えたんですが、オフェンスで最終的に得点につながるいいプレーができずに、追いつくことができませんでした。
ジェイミン・ブレイクフィールド選手コメント
レギュラーシーズンで初めての2連戦ということで、昨日もタフな試合だったこともあって、疲れが出てしまったのかなと思います。熊本はリバウンドの強いチームで、そこでポゼッション数で負けてしまったことと、自分たちのターンオーバーも、ポゼッションの差につながってしまいました。そのせいで、なかなか攻めきることができなかったと思います。ただし、ダメだった部分は明確なので、コーチ陣と一緒に見つめ直して、しっかりと突き詰めていけば、より良いチームになることができると思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 63-73 熊本ヴォルターズ
1Q 12-17
2Q 16-21
3Q 19-18
4Q 16-17
スコア上位
#4 ジェイミン・ブレイクフィールド 21点
#18 相馬卓弥 15点
#11 ナイジェル・スパイクス 10点
リバウンド上位
#21 ジョーダン・ダラス 9本
#11 ナイジェル・スパイクス 7本
アシスト上位
#1 大塚勇人 4本