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試合結果 バンビシャス奈良 75-70 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、アウェーの北里アリーナ富士で、ベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、開始1分を過ぎたところで、小林選手がコーナースリーを決めたものの、絶対に負けられない奈良は、肩に力が入ったか、以降フィールドゴールを決められません。ファウルで得たフリースロー4本のうち2本を追加するにとどまり、5-20と大きなビハインドを背負ってしまいます。
2Q、#20 石井峻平選手が、この試合チーム2本目のフィールドゴールとなる3Pシュートを決めると、さらに気持ちのこもったドライブで追加点をあげます。ジマーマン選手のピックを使った林選手がジャンプシュートで続くと、以降は復帰した #11 キャメロン・ジャクソン選手がポストや力強いアタックで6得点したほか、ハインズ選手もドライブからバスケットカウントに成功します。しかし、静岡にオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを与えてしまったことで、2点を縮めるにとどまり、24-37で前半を終えました。
3Q、固さがとれた奈良は、9本のフィールドゴールのうち、チームアシストが7本とボールがまわりだします。序盤は、ハインズ選手がゴール下、フリースロー4本、3Pシュートと、得点をリードしました。林選手がドライブでのバスケットカウントからの3点プレー、#1 大塚勇人選手のフローター、そして、ジャクソン選手もバスケットカウントからの3点プレーで徐々に点差を縮めていきます。終盤は、#古牧昌也選手が3Pシュートとディフェンスの隙を見逃さないバックシュートを決めると、最後はジャクソン選手のシュートがパスとなり、ジマーマン選手が空中でそのままシュートして、51-53と2点差まで詰め寄りました。
勝たなければいけない最終クォーター、ジャクソン選手のポストプレーと大塚選手の2本目のフローターで、一時同点としたものの、ここから静岡に9点のランを許してしまいます。ジマーマン選手のキックアウトから石井選手がコーナースリーを成功し、悪い流れを止めました。オフィシャルタイム以降、小林選手自らのスティールからのジャンパーを皮切りに、ハインズ選手のスリー、小林選手のスリー、2本のフリースロー、ジマーマン選手のディープツーと12点のランを返して、一気に逆転、5点をリードします。残り1分、このリードを守りきり、75-70で逆転勝利。プレーオフ進出の望みを、レギュラーシーズン最終戦につなぎました。
また、ハインズ選手が19得点で、B2通算3,000得点を達成しました。
小野秀二HCコメント
プレーオフ進出の目があることから、その気負いが、前半とくにオフェンス面に出たことで、1Qは空回りをしてしまって、そこから静岡にイージーなポイントを与えて、後手になってしまいました。ハーフタイムに、自分たちのバスケットができていないよと、オフェンスではよく見て、いい状況判断をしようと話しました。前半は個で戦ってしまっていたんですが、後半はみんなよくボールをまわしながら、チームでいいチャンスを作れたと思います。そして、静岡のストロングポイントであるリバウンド。前半はオフェンスリバウンドを11本も取られていて、これでは追いつけないとも伝えていたんですが、後半はビッグマンだけでなく、ペリメーター陣も絡んで、全員でリバウンドを取ることできたと思います。今日の後半のようなバスケットを、明日は最初からできればと思っています。
試合結果
バンビシャス奈良 75-70 ベルテックス静岡
1Q 5-20
2Q 19-17
3Q 27-16
4Q 24-17
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 19点
#0 小林遥太 14点
#11 キャメロン・ジャクソン 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 13本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 8本
#44 シャキール・ハインズ 3本