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試合結果 バンビシャス奈良 62-59 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で、2024-25シーズンのホーム最終戦を、神戸ストークスと戦いました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
開始から4分間、神戸に11点のランを許してしまいます。しかし、林選手が3Pシュートを返すと、流れを一気につかみ、ハインズ選手からジマーマン選手へのハイロー、ハインズ選手のダンクと2本の速攻を成功させます。しばらく、両チーム得点が動かなくなりますが、残り3分をきって、#20 石井峻平選手のコーナースリー、#1 大塚勇人選手の速攻でのフローター、石井選手のフリースローと、通算13点のランで逆転します。最後にハインズ選手が3Pシュートでダメを押して、16-12と最初のクォーターをリードしました。
2Qも、奈良のハードディフェンスが効き、最初のクォーターに続いて神戸のフィールドゴール成功率を20%台に封じて、8失点に抑えました。奈良の得点も伸び悩んだものの、小林選手の2本のスティールから、#7 古牧昌也選手のレイアップ、ハインズ選手のスラムダンクが続き、流れは奈良がつかみます。1Qからでずっぱりの、ハインズ選手とジマーマン選手のあわせもさえ、最後は#17 阿部友和選手が3Pシュートを決めて、29-20とリードを広げて前半を終えました。
3Qの最初のポゼッションで、ジマーマン選手がショットクロックブザービーターで3Pシュートを決めたものの、以降は奈良のシュート成功率が上がりません。以降約9分に渡って、ハインズ選手からジマーマン選手のコンビネーションで得点した以外は、ハインズ選手のフリースロー3本の得点にとどまり、神戸に逆転されてしまいます。しかし、残り50秒、石井選手が左45度からこの日2本目のスリーを返してリードを奪い返すと、最後はハインズ選手がステップバックのジャンプシュートで締めて、42-39とわずかにリードして最終クォーターを迎えました。
4Q開始早々同点とされますが、すぐに大塚選手がバスケットカウントからの3点プレーで返します。以降点の取り合いとなり、奈良は、石井選手が、ペイントアタックからショートコーナーのジマーマン選手へアシストすると、その次の神戸のポゼッションでスティールに成功してそのままレイアップを決めます。小林選手もフローターで続きましたが、残り5分で神戸に逆転され、3分をきったところで、4点のビハインドとされます。ここから、ジマーマン選手が大塚選手とのピックアンドロールからフローターを決め、ハインズ選手の2本のフリースロー成功で同点とすると、残り1分をきってハインズ選手が続けてステップバックでの3Pシュートに成功し、3点をリードします。以降神戸がファウルゲームを仕掛けてきますが、ハインズ選手が冷静に4本のフリースローをすべて決めてみせて、62-59で神戸に競り勝ちました。シーズン25勝目は、クラブレコードとなります。
小野秀二HCコメント
昨日負けた後のミーティングで、今日のゲームは、自分たちのためではなく誰かのために戦おうと話し合いました。その誰かの中のひとつが、ブースターの方ということで、選手たちはみんな意思統一して試合に入れたと思います。
今日の勝因は、神戸を60点以下に抑えたことです。選手たちは、ボールに対してもそうだし、レシーバーにもプレッシャーをかけるなど、非常にアグレッシブに守っていたと思います。みんなが、マッチアップする相手を追いかけまわしていました。昨日はオープンショットを打たれるケースがあったんですが、今日はほとんどそいういうオープンなシュートはありませんでした。ただ、リバウンドはもう少しがんばらないといけないと思っています。
それと昨日は、流れが悪い時に個々でやってしまっていたんですが、今日はチームでやること、急がないことを共通認識としてプレーできました。ボールが動いた後はオープンショットを打てるので、そういうシュートは確率も上がってきます。このディフェンスとオフェンスができたことで、こういう結果がついてきたと思います。
もう一つは、こうしたクロスゲームでも本当に落ち着いてプレーできているということが、シーズン後半戦に勝てるようになったことにつながっていると思いますし、ここにチームの成長を感じています。
シャキール・ハインズ選手コメント
試合を通して、自分たちのディフェンスが上手く機能したと思います。加えて、自分たちが決めるべきショット、ここでほしいというシュートを決めたので、僅差ではありますが、勝つことができたと思います。40分間を通して、高い集中力を保ってプレー、パフォーマンスができたことが良かったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 62-59 神戸ストークス
1Q 16-12
2Q 13- 8
3Q 13-19
4Q 20-20
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 25点
#9 スティーブン・ジマーマン 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 9本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#0 小林遥太 3本