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試合結果 バンビシャス奈良 57-112 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、アウェーの熊本県立総合体育館で、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、ハインズ選手のペイントへの飛び込みに、ジャクソン選手がアシストを通して、奈良が先制します。さらに、小林選手のスティールから、ハインズ選手がシュート中のファウルを受け、フリースロー2本を決めました。しかし以降は、4分にわたって、フィールドゴールを決められず、またミスもあったことで、熊本に10点のランを許します。残り3分半、林選手が3Pシュート中のファウルで得た、3本のフリースローをすべて決めたものの、さらに7失点してしまい、7-22で最初のクォーターを終えました。
2Q、#1 大塚勇人選手のオフェンスリバウンドから、ハインズ選手がタフショットを決めて、奈良が先に得点します。奈良は、#9 スティーブン・ジマーマン選手に加え、ジャクソン選手も1Qの終盤以降出場できなかったことで、高さを失ってしまいます。この状況で、#20 石井峻平選手がペネトレイトで、なんとか打開を試みました。また、#88 中谷衿夢選手も、果敢なオフェンスリバウンドからの得点や、ドライブで得点します。それでも点差は開き、22-53でハーフタイムを迎えました。
3Q、なんとか追い上げようと、ハインズ選手が林選手とのピックアンドポップからのスリーを決めると、林選手も右45度からのスリーで続きます。林選手はアタックを仕掛けて得たフリースロー2本でも加点しました。さらに、ハインズ選手が3Pシュートのファウルで得た、3本のフリースローをすべて決めます。また、中盤以降は、試合中のアクシデントで一時ロッカーに下がっていた #10 イデムディア オサセレ選手が、守備ではブロックショットを決めたことに加え、攻撃ではフリースローライン付近からのジャンパーを決めてみせました。#29 間山柊選手も、#17 阿部友和選手がオフェンスリバウンドでつないだボールを受け、ドライブを仕掛けてからのタフショットで、Bリーグ初得点をあげると、終盤にもハインズ選手のドライブにあわせてペイントに飛び込み、ゴール下を決めるなど、アグレッシブに攻め続けました。
43-83で入った4Q、全員で守りながら、オフェンスでは、石井選手と中谷選手のあわせ、阿部選手のリバウンドに飛び込んでのセカンドチャンスポイント、石井選手のトップの位置からの3Pシュートと、戦う姿勢を見せ続けます。さらに、間山選手は大塚選手とのピックアンドロールからレイアップで6点目をあげました。最後は、間山選手が弾き、イデムディア選手がつかんだオフェンスリバウンドから、林選手が3Pシュートを成功させました。57-112と大敗となりましたが、イデムディア選手や間山選手らのステップアップが、心強く感じられる試合となりました。
小野秀二HCコメント
ジムが昨日の試合で足を痛めてしまって、キャムも今日の練習中にアクシデントがあったということで、ビッグマンを欠く試合となりました。そういう状況ということもあって、なかなかうまくオフェンスを組み立てることができませんでした。ただ、4Qに、モーション系のオフェンスをやった時にはボールを動かすことができていたと思います。こういうゲームの中で、何かを見つけたいと思っていましたが、そういうボールを動かすことの大切さを、もう一度確認することができました。もう一つ、セレがプレータイムを伸ばしたことで、やはりゲームでしか経験できないものがありますから、試合中徐々に”どこでシュートを打つ”とかそういうことを学んでくれたと思います。いつもなかなかゲームに出られない選手たちが、今日経験を積めたことは、次につながると信じています。
試合結果
バンビシャス奈良 57-112 熊本ヴォルターズ
1Q 7-22
2Q 15-31
3Q 21-20
4Q 14-29
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 14点
#6 林瑛司 13点
#20 石井峻平 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 5本
アシスト上位
#0 小林遥太 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本