試合結果 バンビシャス奈良 83-76 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、アウェーの香陵アリーナでベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、奈良は、小林選手が1本とハインズ選手が2本連続と、確率良く3Pシュートを決めて先行します。ジマーマン選手の速攻のあと、さらに#88 中谷衿夢選手も長距離砲を決め、リードを広げます。しかし、残り4分を切ってからの7連続失点もあり、静岡に逆転を許します。3点ビハインドとなりますが、終了間際にハインズ選手が難しい3Pシュートを決めきり、21-21と同点に戻して最初のクォーターを終えました。
2Q、序盤は1点を争う展開となりますが、この間に#7 古牧昌也選手がドライブとジャンパーの2本連続でバスケットカウントし、いずれも3点プレーとして、奈良の得点をつなぎます。さらに、復帰を果たした#1 大塚勇人選手のスティールから、#11 キャメロン・ジャクソン選手がダンクを叩き込み、チームを勢いづかせると、林選手と#20 石井峻平選手が連続で3Pシュートに成功、さらにジャクソン選手がポストプレーを決めて10点のリードを奪います。ここから、静岡にペイントで確率高く得点され、2点差まで迫られてしまいますが、残り1分をきってから、ハインズ選手が、鋭いペイントアタックと1Qに続いて最後に3Pシュートを決めてみせ、46-41とリードして、ハーフタイムを迎えました。
3Q、林選手が3Pシュートで幸先よく先制、その後に本多選手のスティールから始まった速攻でレイアップも決めます。さらに、ジマーマン選手が力強いポストプレーから柔らかいフックシュートを決めるなど、リードを保ちます。そして、中盤以降は、奈良が強固なディフェンスで、静岡にタフショットを打たせて、落ちたシュートのディフェンスリバウンドをしっかり回収し続け、5分に渡って静岡に得点を許しませんでした。その間、ジャクソン選手、林選手、中谷選手がペイントアタックを繰り返し、13点のランを仕掛けます。最後のオフェンスでは、しっかりと時間を使い切って、ハインズ選手の豪快なボースハンドダンクで締め、68-55としました。
ふた桁リードで入った4Qでしたが、今度は奈良のフィールドゴール成功率が30%台にとどまり、静岡の追い上げを受けます。しかし、奈良ディフェンスも引き続き強固で、ジマーマン選手のスティールから、古牧選手と中谷選手を経由してハインズ選手がフィニッシュする速攻や、石井選手の右45度からの3Pシュートを、要所で決めて逆転は許しません。中盤以降は、ジャクソン選手がディフェンスをものともせずに、ゴール下から6得点を積み上げ、83-76で連勝を5に伸ばしました。
小野秀二HCコメント
前半はオフェンスでしっかりとフィニッシュできずに、そこから何本か走られてしまいました。後半、キャムをはじめそこを修正して、決めきってくれたことが、得点が伸びていった要因になったと思います。ディフェンスに関しては、とくに後半、足を動かして、身体を張ってという、我々らしいディフェンスができたと思うので、これを明日も続けたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 83-76 ベルテックス静岡
1Q 21-21
2Q 25-20
3Q 22-14
4Q 15-21
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#11 キャメロン・ジャクソン 21点
#6 林瑛司 10点
#88 中谷衿夢 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 10本
#9 スティーブン・ジマーマン 7本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 4本
#88 中谷衿夢 4本
#6 林瑛司 3本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本