試合結果 バンビシャス奈良 89-70 愛媛オレンジバイキングス
バンビシャス奈良は、金魚スクエアで愛媛オレンジバイキングスと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、愛媛に先に得点されたものの、ジマーマン選手が本多選手のキックアウトからジャンプシュート、ハインズ選手とのハイローのあわせからゴール下のシュートを決め、林選手がポストプレーからディフェンスに押し負けずにシュートを成功し、そのインバウンズパスをハインズ選手がスティールして得点したことで、奈良が流れをつかみます。ハインズ選手、ジマーマン選手が3Pシュートを決め、林選手も速攻を確実にフィニッシュするなどリードを広げていきました。残り2分をきって、#7 古牧昌也選手も3Pシュートに成功し、12点のリードとしましたが、そこから愛媛に8点のランを許し、23-19で1Qを終えました。
2Q序盤に、愛媛の逆転を許して以降は、お互いにシュート精度が悪く、得点を伸ばせない中での競り合いとなりました。同点で迎えた3分過ぎには、#20 石井峻平選手が3Pシュートを決めるも、膠着状態は脱せず、残り4分きったところで、再びビハインドとなります。残り3分には、小林選手が3Pシュート、2分をきってジャクソン選手がバスケットカウントを決めるも抜け出せません。最後にハインズ選手が、2本連続で3Pシュートを決めて、40-36と1Qと点差変わらず、ハーフタイムとなりました。
3Q、序盤にジマーマン選手のリバウンドシュート、バックドアをついた林選手の得点でリードを広げるも、中盤には同点とされてしまいます。ここから、ジマーマン選手がポストプレーからバスケットカウント、ハインズ選手とのあわせで連続得点し、小林選手がペイントの間をするすると抜けてレイアップ、さらに小林選手のアシストにハインズ選手が飛び込んでの得点と、8点のランで愛媛を突き放すことに成功します。愛媛に2点を返された後も、ハインズ選手とジマーマン選手が続けて3Pシュートを決め、終盤には林選手も長距離砲でだめを押して、63-53とリードをふた桁としました。
4Q、ハインズ選手のジャンプシュート、石井選手の3Pシュートなどで、ジワジワとリードを広げると、中盤にさしかかったところから、小林選手が右45度、右コーナー、トップの少し左からと、3本のスリーを立て続けに決め、リードを20点以上にしたことで、試合の流れを決めました。それでも、ディフェンスの強度を緩めることなく、ハインズ選手と小林選手のスティールからの2本の速攻を、古牧選手と石井選手が成功させます。大きなリードを得た奈良は、#3 佐野悠星選手、#14 坂口竜也選手に続いて、#29 間山柊選手もBリーグ初出場を果たしました。さらに、坂口選手はフリースローで初得点をあげました。試合は89-70でホーム2連勝となりました。
小野秀二HCコメント
前半は、状況判断があまり良くなくて、いいパッシングオフェンスができませんでした。また、愛媛のゾーンディフェンスに対して、インサイドとペリメーター陣のタイミングが合わずに、シュートが入らなくなって、少し流れが重くなってしまいました。今日は合計23アシストなんですが、前半は8アシストということからもわかるんですが、ボールを上手く動かせなかったなと思います。ですが後半は、選手たちがディフェンスの強度を上げてくれて、相手にタフショットを多く打たせて、そこから走るという我々のスタイルが出せました。とくに4Qは、5人が各々の役目を果たしてくれたと思います。非常にアグレッシブになって、それが小林の3Pシュート3本につながったと思います。課題としては、この2試合はフリースローの確率があまり良くなかったので、単純なフリースローですが、来週以降の試合は大切にしたいと思います。
小林遥太選手コメント
前半は自分たちのバスケットができなくて、相手のペースにしてしまったんですが、後半引き締め直して戦った結果、勝ちにつながったと思います。これからも、負けられない試合がずっと続くので、しっかりチーム一丸で戦っていきたいと思います。
坂口竜也選手コメント
まずは、チームが勝ったことが本当に良かったと思います。大事な試合が続く中での連勝は、次の青森戦にもつながる結果になったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 89-70 愛媛オレンジバイキングス
1Q 23-19
2Q 17-17
3Q 23-17
4Q 26-17
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#9 スティーブン・ジマーマン 16点
#0 小林遥太 15点
#11 キャメロン・ジャクソン 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 12本
#9 スティーブン・ジマーマン 11本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 6本
#0 小林遥太 5本
#9 スティーブン・ジマーマン 4本
#88 中谷衿夢 3本