試合結果 バンビシャス奈良 82-70 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、ジェイテクトアリーナ奈良で神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q中盤までは、ジマーマン選手が林選手とのピックアンドロールからの得点やショートコーナーからのフローターを決め、ハインズ選手が速攻をバスケットカウントからの3点プレーにつなげることで、1点差で追走しました。その後、5点差まで開かれたものの、林選手のストップジャンプショット、ジマーマン選手のアタックなどで追い上げます。終盤には、#11 キャメロン・ジャクソン選手がドライブからの得点やフリースローを決め、最後の最後で、リバウンドショットをねじ込んだことで、18-17と逆転して、1Qを終えました。
2Qに入ると、ジマーマン選手が#88 中谷衿夢選手とのピックアンドポップから3Pシュートを決めたことを皮切りに、中谷選手のスティールから#20 石井峻平選手が速攻をレイアップでフィニッシュするなど、奈良の連続得点で、リードを8点まで広げました。しかし、その後ショットミスやターンオーバーが続き、神戸にも連続得点されると、逆転を許します。しばらく競り合いが続きますが、終盤にジャクソン選手がリバウンドショットやステップバックジャンパー、フリースロー2本を連続で決めたことで、39-37と再逆転してハーフタイムを迎えました。
3Qは、奈良ディフェンスが神戸オフェンスを封じ込めます。神戸のフィールドゴール成功率を20%に抑えますが、とくに3Pシュートは11本中成功2本に抑え込みました。オフェンスでは、ハインズ選手が3Pシュート2本や、本多選手の絶妙なパスを受けての3点プレーなどで11得点をあげると、林選手も3Pシュートとペリメーターからのシュートで5得点と続き、63-45と大きなリードを得て、最終クォーターに入りました。
4Qは、ジマーマン選手がゴール下を決める、2分半過ぎまで得点できない時間がありましたが、ハードなディフェンスで神戸にも得点を許さず、リードを保ちました。ジマーマン選手の得点で落ち着きを取り戻すと、中谷選手のキックアウトからハインズ選手が3Pシュートを、さらに中谷選手がスティールして持ち上がると、最後はロブパスからハインズ選手がアリウープに成功します。このプレーで勝利を手繰り寄せ、82-70で勝利。今季初のホーム連勝となりました。
小野秀二HCコメント
我々は残りのスケジュールを勝ち続けないと、プレーオフが見えてこない状況にあります。選手たちも、その意識を共有してくれていると、試合前のミーティングで感じました。そのミーティングでは、やはりディフェンスをやろうと。チームでやるべきことをやり、相手にプレッシャーをかけ続けようと言いました。
それを、選手たちが遂行してくれたと思います。前半も良かったですが、とくに後半はチームディフェンスが機能して、相手にいいショットを打たせなかったと思います。ハーフタイムには、リバウンドを修正点にあげました。前半は相手にセカンドチャンスポイントを15点取られたんですが、後半は4点です。ディフェンスとリバウンドをみんなが意識してやってくれたことが、この結果につながったと思います。
中谷衿夢選手コメント
この2試合は、チームディフェンスがとても良かったと思います。ただ、今日は勝てたことは良かったんですが、最後の試合の終わり方が、僕自身はだめだったなと反省しています。この点は改善したいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 82-70 神戸ストークス
1Q 18-17
2Q 21-20
3Q 24- 8
4Q 19-25
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 23点
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#9 スティーブン・ジマーマン 17点
#6 林瑛司 11点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 15本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 6本
#9 スティーブン・ジマーマン 4本
#44 シャキール・ハインズ 3本