試合結果 バンビシャス奈良 91-87 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、ジェイテクトアリーナ奈良で神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、ジマーマン選手のアシストから小林選手が先制点を奪います。以降、両チームともシュート精度が高く、点を取り合っての競り合いとなりました。奈良は、ハインズ選手が4本中2本の3Pシュートと、バスケットカウントからの3点プレーなどで12得点、林選手が3本すべての3Pシュートを決めて9得点し、ふたりが得点面をリードして、27-28と1点差で最初のクォーターを終えました。
2Qは、奈良がフィールドゴール成功率で上回ったものの、ターンオーバーを神戸より多く喫した分、神戸の先行を許しました。3分を経過したところで、7点のビハインドとされましたが、ジマーマン選手のディフェンスリバウンドからの速攻を、ハインズ選手がバスケットカウントでフィニッシュ、ボーナススローを決めたところから追い上げます。#88 中谷衿夢選手もバックドアをついての得点や、自陣からのワンマン速攻などに成功し、チームを勢いづかせました。その後、再び8点差まで開かれますが、#11 キャメロン・ジャクソン選手の3点プレー、#7 古牧昌也選手の3Pシュートなどで盛り返します。最後は、ジャクソン選手が華麗なステップから得点し、45-48でハーフタイムを迎えました。
3Q、ジマーマン選手と本多選手の3Pシュート、林選手のストップジャンプショットで逆転します。さらに、ハインズ選手からジマーマン選手へのハイローの合わせ、本多選手のスティールからのワンマン速攻、ジマーマン選手のリバウンドシュート、ハインズ選手のボースハンドダンクによる、8点のランでリードを広げます。その後もチームで得点を重ね、最後はジャクソン選手がワンハンドダンクを叩き込み、73-67とリードしました。
4Q、プレーオフ出場を果たす上で、絶対に負けられない神戸戦、ここまで30秒ほどしか休んでいないハインズ選手が、中谷選手のアシストから、3Pシュートとディープツーを決めて、古巣にプレッシャーを与えます。しかし、神戸をなかなか引き離すことができず、緊迫した時間がすぎる中、中谷選手がペイントの真ん中をわっていくドライブからダブルクラッチを決めると、ジマーマン選手もトップの位置からのアタックでバスケットカウントをねじ込みます。しかし、残り2分、神戸の逆転を許します。すぐに、ハインズ選手がファウルで得たボーナススロー2本で再逆転すると、続くポゼッションで、ジマーマン選手のスティールからの速攻を、強気のダンクでリングを揺らしました。このダンクで、神戸の勢いを止め、91-87で大事な1戦に勝利しました。
小野秀二HCコメント
ここ数試合できていたいいディフェンスが、前半に関してはソフトになってしまいました。後半は、フルコートのプレッシャーディフェンスを仕掛けたことと、選手たちがオンボールスクリーンへの対処を上手く解決してくれたことで、ディフェンスが良くなったと思います。オフェンスに関しては、気持ちが入りすぎてしまったところがあり、ターンオーバーの数自体は少ないんですが、ひとりでがんばりすぎてパスミスという状況があったので、もっとボールを動かして、チームでチャンスを作ろうと、試合後のミーティングで伝えました。後半つめられたところで、シャックの気持ちが入った力強いダンクが、勝利をぐっと引き寄せてくれたと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
今日は本当に負けられない試合だということを、自分含めチーム全体で共有できていたので、出だしから“勝つぞ”という気持ちを全面に出せたことが、競り合いに勝つことにつながったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 91-87 神戸ストークス
1Q 27-28
2Q 18-20
3Q 28-19
4Q 18-20
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 29点
#9 スティーブン・ジマーマン 16点
#6 林瑛司 13点
#11 キャメロン・ジャクソン 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 9本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 6本
#0 小林遥太 5本
#9 スティーブン・ジマーマン 3本
#88 中谷衿夢 3本