試合結果 バンビシャス奈良 81-76 福井ブローウィンズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で福井ブローウィンズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Qは、互いに守り合い、フィールドゴール成功率の上がらない、我慢のクォーターとなりました。とくに奈良は、福井の3Pシュートを4本中0本に抑えました。反対に、林選手と#7 古牧昌也選手がそれぞれ1本ずつ3Pシュートを決めて、各5点をあげたほか、ジマーマン選手がペイントへ飛び込んでシュートを決めれば、小林選手も果敢なドライブでレイアップを成功させました。最初のクォーターは、16-16と互いに譲らない結果となりました。
2Qも、両チームフィールドゴール成功率が30%台と、ディフェンス合戦の様相となります。序盤は、#11 キャメロン・ジャクソン選手のジャンプショット、#88 中谷衿夢選手のリバウンドシュート、ジマーマン選手のフローターで、奈良が先行します。しかし中盤、福井に10点のランを許して逆転されます。追いかける展開となった終盤に、ジャクソン選手がバスケットカウントからの3点プレーを2度成功したものの、30-35と5点のビハインドで前半を終えました。
これ以上離されたくない奈良でしたが、ハインズ選手がジャンパー2本と小林選手が3Pシュートを決めたものの、残り5分をきって一時ふた桁のビハインドとなりました。しかし、ジャクソン選手がディフェンス3人に囲まれながらもゴール下を決め切れば、ジマーマン選手のポストプレーに合わせてペイントに飛び込んだ小林選手がレイアップを決めるなど、福井にくらいついていきます。終盤には、古牧選手と石井選手が3Pシュートを返したことで、48-55と押し戻して、最終クォーターを迎えました。
勝負の4Q、ジャクソン選手のコーナースリー、ハインズ選手の右45度からのスリーポイントなどで、ついに逆転します。さらに、石井選手が3Pシュートで続き、ジャクソン選手がペイントアタックで追加点をあげます。以降接戦となり、残り4分をきったところで同点となりますが、ここで小林選手が3Pシュートを決めると、好調の石井選手がまた3Pシュートに成功します。残り1分強で再び同点となるものの、古牧選手がフリースローを冷静に3本成功させ、そして残り9秒に、ハインズ選手が勝利を決定づけるディープスリーを決めてみせました。81-76で強豪福井に、ホームで逆転勝利となりました。
小野秀二HCコメント
前節の鹿児島戦に続いて、チームディフェンスが非常に機能したと思います。とくにペリメーター陣、そしてビッグマンも脚をよく動かしてくれました。それが福井のタフショットにつながったと思います。課題はオフェンスリバウンドです。福井はここが強烈ですので、明日のゲームではディフェンスリバウンドを取り切るようにしたいと思っています。
キャメロン・ジャクソン選手コメント
試合の最初からエナジーを出して戦うんだという気持ちで、ディフェンスに重点を置いてプレーできたことが、勝利につながったと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
試合前に、自分たちのディフェンスができれば、どのチームに対しても勝機はあるとみんなで話していた通り、40分を通してそれができたことが、今日の勝利につながったと思います。また、ジャクソン選手をはじめ、シューター陣の石井選手や古牧選手が、得点を必要としているタイミングで、ビッグショットを決めてくれたことも、勝因になりました。
試合結果
バンビシャス奈良 81-76 福井ブローウィンズ
1Q 16-16
2Q 14-19
3Q 18-20
4Q 33-21
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 23点
#7 古牧昌也 13点
#0 小林遥太 11点
#44 シャキール・ハインズ 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 13本
#9 スティーブン・ジマーマン 9本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 4本
#88 中谷衿夢 4本
#9 スティーブン・ジマーマン 3本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本
#20 石井峻平 3本