試合結果 バンビシャス奈良 79-83 鹿児島レブナイズ
バンビシャス奈良は、アウェーの鹿児島県総合体育センター体育館で鹿児島レブナイズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
小林選手のドライブで奈良が先制するも、ここから1Q中盤まで鹿児島に12点のランを許してしまいます。代わって入った#11 キャメロン・ジャクソン選手がペイントで4点を返しますが、再び鹿児島に連続得点させてしまいます。終盤、ジマーマン選手がフリースローを、ハインズ選手が3Pシュートを決めますが、12-22と1Qは10点のビハインドとなりました。
2Q、まずハインズ選手がリバウンドシュート、そして3Pシュートを決めると、ジマーマン選手がバスケットカウントからの3点プレーを成立させて、#7 古牧昌也選手も早いタイミングでの3Pシュートをヒットします。今度はその古牧選手のアシストからジマーマン選手もスリーで続きました。奈良が得点をあげますが、鹿児島にも得点を許す、点の取り合いとなったためなかなか点差をつめられません。その後も、ジャクソン選手とハインズ選手がペイントアタックや、そこで得たフリースローを決めますが、41-50で試合を折り返します。
後半に入って、奈良はディフェンスの強度をもう一段上げます。鹿児島の3Pシュート成功率11.1%に抑えて、全体のフィールドゴール成功率も31.3%まで低下させたことに加え、5本のスティールを奪うなど、7本のターンオーバーを鹿児島に強いました。オフェンスでは、林選手のリバウンドショットで先に得点すると、スティールで奪ったボールを本多選手が3Pシュートにつなぎ、別の速攻ではジャクソン選手がダンクでフィニッシュします。積極的に攻めたことで鹿児島のファウルを誘い、フリースローも確率良く決め、60-62とワンゴール差までつめよりました。
4Qもいきなり鹿児島のターンオーバーを誘うと、ジャクソン選手が3Pシュートを決めて逆転します。その後すぐに鹿児島に点を返され、6点差に戻されますが、ジマーマン選手のポストプレー、ハインズ選手のアタックなどで、しっかり追走します。残り1分を3点ビハインドで迎え、その後もワンゴールずつ奪い合います。そして残り8秒、同点を狙ったジマーマン選手の3Pシュートが惜しくも外れると、奈良はファウルゲームを仕掛けます。ジマーマン選手が次のポゼッションではスリーポイントを決めましたが、鹿児島もフリースローを成功したため、79-83で悔しい敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
ディフェンスの激しさ、相手にオフェンスリバウンドを与えないということを課題にしていましたが、1Qにそのリバウンドのところからセカンドチャンスポイントで11失点して、これで流れをもっていかれてしまいました。2Qは全員が修正して、セカンドチャンスポイントをゼロに抑えられたと思いますし、以降はゾーンディフェンスも上手く機能させることができたと思います。痛かったのは、数こそ少ないですがターンオーバー、そしてシュートセレクションのミスが、自分たちのいい場面で出てしまった。上位のチーム相手にこれらをしてしまうと、なかなか自分たちがのっていけないので、明日はここを修正して、もう一度挑戦したいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 79-83 鹿児島レブナイズ
1Q 12-22
2Q 29-28
3Q 19-12
4Q 19-21
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 25点
#11 キャメロン・ジャクソン 20点
#9 スティーブン・ジマーマン 19点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 13本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#0 小林遥太 4本
#20 石井峻平 3本