試合結果 バンビシャス奈良 79-98 富山グラウジーズ
バンビシャス奈良は、アウェー富山市総合体育館で富山グラウジーズと対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
開始から富山に8点のランを許す苦しい立ち上がり。小林選手の3Pシュートで反撃を開始します。小林選手は2本目のスリー、2本のフリースローと決め、奈良オフェンスを活性化させました。その後、ジマーマン選手がセカンドチャンスポイント、本多選手がステップバックのジャンパーで続き、富山を追走します。ディフェンスでも富山に圧をかけて、奪ったボールをハインズ選手が速攻でフィニッシュ。最後は#88 中谷衿夢選手がトップの位置からのペイントアタックで得点し、25-28と3点差まで追い上げました。
2Q開始早々に、#20 石井峻平選手のスリーポイントで同点に追いつきます。続いて1ゴールずつ奪い合いますが、その後再び富山に8点のランを許してしまいます。中谷選手がディフェンスに当たり負けしないパワーレイアップで2点を返しますが、流れを変えられません。途中、ハインズ選手の得点や、速攻を林選手がフィニッシュするなどしましたが、36-51と点差を開かれての折り返しとなりました。
3Q立ち上がりに、ハインズ選手と林選手のジャンプシュートなどで、富山と2ゴールずつ取り合って以降に、奈良が3本の速攻から、ハインズ選手がスリー、林選手とジマーマンがレイアップでフィニッシュして追い上げます。ハインズ選手がさらに、ゴール下への飛び込みと、このクォーター2本目の3Pシュートを決めて、奈良が12点のランで一気に3点差につめよりました。これで、富山に後半2度目のタイムアウトまで取らせましたが、以降奈良のシュート確率が下がり、62-74と再びふた桁のビハインドとされました。
4Qの2分が過ぎたところで、#7 古牧昌也選手が速攻をバスケットカウントでフィニッシュし、ボーナススローも決めます。古牧選手は続いて、ポストアップしたジマーマン選手に合わせる形でペイントへカットして、バックシュートを決めます。ハインズ選手がフリースロー、ファストブレイクを決めるなど、奈良もくらいついていきます。#1 大塚勇人選手のドライブ、本多選手のリバウンドショットなど、ベテラン勢もチームを後押ししますが、点差をつめることはできず、79-98で富山に連敗となりました。
小野秀二HCコメント
昨日は我々のファストブレイクポイントがひと桁だったんですが、今日は20点を超えたので、そういう意味では我々のディフェンスから走るバスケットというものは出せた試合だったと思います。3Qに追い上げていって、もう少しというところまでいったんですが、そこでミスをして点を与えてしまったことが痛かったなと思います。もう一つは、外国籍選手をひとり欠いている中での、ビッグマンのファウルトラブルも痛かったです。ただ、そうした中、この2試合で三森がプレータイムを伸ばしたことは、チームの将来につながるプレーをしてくれたと思いました。
試合結果
バンビシャス奈良 79-98 富山グラウジーズ
1Q 25-28
2Q 11-23
3Q 26-23
4Q 17-24
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 24点
#9 スティーブン・ジマーマン 15点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 8本
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 5本
#0 小林遥太 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#9 スティーブン・ジマーマン 3本