試合結果 バンビシャス奈良 61-81 アルティーリ千葉
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で、アルティーリ千葉と対戦しました。
スターティング5は、#0 小林遥太選手、#7 古牧昌也選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q。A千葉に先制を許すも、本多選手のコーナースリーで逆転、次のポゼッションで、ジマーマン選手のオフェンスリバウンドに合わせて飛び込んだハインズ選手がボースハンドダンクを叩き込んで、奈良が先行します。ハインズ選手は前戦につづきシュートタッチが良く、2本の3Pシュートを含む11得点。出場時間を分け合った、ジマーマン選手と#11 キャメロン・ジャクソン選手が、オフェンスリバウンドをそれぞれ4本、3本と獲得し、チームオフェンスに継続性をもたらしたこともあり、奈良が最初のクォーターを22-19とリードします。
2Q。ジャクソン選手がペイントアタックとトップの位置からの3Pシュートをねじ込み、奈良がリードを続けますが、徐々に点差をつめられます。3分を経過して1度追いつかれたときには、バックドアをついた#20 石井峻平選手がジマーマン選手のアシストを受けてレイアップを決めて押し返したものの、オフィシャルタイムアウトを前に、逆転を許してしまいます。そのタイムアウト明けから残り1秒までA千葉に得点を許さず、奈良が#88 中谷衿夢選手のレイアップとジマーマン選手の2本のフリースローで点差をつめましたが、最後にA千葉に得点させてしまい、33-36と3点差で前半を終えました。
3Qは立ち上がりから、A千葉に10連続得点を許します。小林選手がのバスケットカウントからの3点プレーでこの流れを断つと、ジマーマン選手のディフェンスリバウンドからの速攻で本多選手がジャンプショットを決めます。本多選手はさらに、3Pシュート2本とジャンプシュート1本を加えるなど、このクォーター10点を奪いました。終盤には、中谷選手のスティールからの速攻をジャクソン選手がトマホークダンクでフィニッシュ。本多選手の活躍もあり、50-55と5点差で最終クォーターを迎えます。
勝負の4Qでしたが、奈良がシュートをなかなか決められなくなってしまいます。オフィシャルタイムアウトまで、奈良の得点は、中谷選手のレイアップとフリースロー1本、ハインズ選手のリバウンドショットと3Pシュートのみとなり、点差も11点となりました。タイムアウト明け以降も、古牧選手が3Pシュート1本返すにとどまり、61-81と点差を開かれての敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
前節福岡とのGAME2は我々のやりたいバスケットができたので、それを今トップを走るA千葉相手にどれだけできるかという気持ちで試合に臨みました。
試合を通してみると、ディフェンスもオフェンスも通用していると感じましたし、選手たちもそれを理解してプレーしてくれていると感じていました。ただ4Qにシュートが入らず、リバウンドから相手にテンポをグッともっていかれたので、こうした時間帯を今後はなんとかしのげるようにしないとと思っています。
数字で振り返ると、我々のオフェンスが良くない時というのは、2Pシュートの確率が非常に低い。今日も、ペイントまで持っていけるんですが、そこでの判断が悪かったり、もう1つパスを出してもいいのかなと。ここが課題であり、勉強中です。これを修正して、明日も前向きに入っていけたらなと思っています。
本多純平選手コメント
ここ最近出だしが悪かったんですが、前節の福岡戦ぐらいから少しずつ改善されていて、今日もその部分は良かったと思います。ただ後半、相手が流動的にオフェンスを仕掛けてきた時に、こっちが後手に回って、イージーに得点させてしまったことが痛かったなと思います。
今日は、言い方が難しいですが、観ている方も、やっているほうも、いいプレーはできているので、そんなに離されている感覚はないのに、実際は離されているというような、そんな試合になってしまいました。
明日は、相手が仕掛けてきても後手に回ることなく、逆に自分たちから仕掛けることができれば、40分間を通して、いいゲーム運びができると思うので、しっかり準備したいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 61-81 アルティーリ千葉
1Q 22-19
2Q 11-17
3Q 17-19
4Q 11-26
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 16点
#11 キャメロン・ジャクソン 13点
#24 本多純平 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 15本
#11 キャメロン・ジャクソン 6本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 5本
#0 小林遥太 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本