バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で信州ブレイブウォリアーズと対戦しました。

　スターティング5は、#0 小林遥太選手、#7 古牧昌也選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。

 1Q。開始から信州に10点のランを許す苦しい立ち上がりとなります。本多選手がフリースロー2本を返すと、すぐに#88 中谷衿夢選手がスティールしてレイアップを決めます。これで息を吹き返した奈良は、ハインズ選手が粘り強くリバウンドショットを決めたあと、3Pシュートを連続で決めます。さらに中谷選手も3Pシュートで続き追い上げます。最後はアイソレーションから中谷選手がバスケットカウントに成功し、18-24で最初のクォーターを終えました。

　2Q。序盤に古牧選手がコーナースリーを決めて以降は得点を伸ばせず、ビハインドがふた桁となります。しかし、#20 石井峻平選手の3Pシュートが決まると、#1 大塚勇人選手のドライブにあわせてゴール下に飛び込んだ #9 スティーブン・ジマーマン選手の得点、ジャクソン選手のハインズ選手とのピックアンドポップからの3Pシュートで4点差まで押し戻します。このまま追いつきたい奈良でしたが、逆に信州の10点のランを受けてしまいます。最後は、ジャクソン選手が力強いアタックでバスケットカウントからの3点プレーを成立させる、後半につながるプレーをみせ、34-45でハーフタイムとなりました。

　3Q。追い上げる奈良はディフェンスのギアをさらに上げ、このクォーターの信州のフィールドゴール成功率を35%台に抑えます。とくに3Pシュートは6本すべて落とさせました。奈良のシュートも成功率は悪いものの、ジャクソン選手とジマーマン選手のインサイド陣が効果的な3Pシュートを決め、速攻ではベテランの本多選手が先頭を走ってレイアップでフィニッシュします。また、フリースローを確率高く決めて、53-55と追い上げに成功しました。

　4Q。最初のポゼッションで、中谷選手のアシストから大塚選手のフローターでついに同点に追いつきます。その後信州に6連続得点させてしまいますが、ハインズ選手が3Pシュートを返してオフィシャルタイムアウトとなります。その後も、小林選手の3Pシュート、ジャクソン選手のペイントでの連続得点で、残り2分をきって2点差とします。差が開きそうになっても、残り1分でもハインズ選手のスリーポイントで再び2点差に迫りました。しかし、最後の競り合いで追いつくことができず、73-79で惜しくも信州に連敗となりました。

　ジャクソン選手が最終クォーターに、フリースローによってB2通算1,000得点を達成しました。

小野秀二HCコメント
　勝てませんでしたが、昨日とだいぶ違った内容にできたと思います。昨日簡単にやられてしまったところを修正して、徹底できたと思います。ディフェンスでは非常にいいエネルギーを出せたと思います。前半離されましたけど、後半追い上げることができました。ですが、ここというところの精度の違いが出てしまったと思います。とくにペイントでの得点ですね。追いかけている時には、ボールムーブが良くて、いいショットを打っているので、これを継続してやりたいと思います。

中谷衿夢選手コメント
　昨日のゲームを踏まえて、チームでミーティングをして、やられてはいけないところを全部話し合いました。それで、悪いところを改善できたことで、最後いい勝負に持ち込めたのかなと思います。チームの調子は悪くなかったと思うんですが、相手が最後の決めきるところを決めてきたことで、負けてしまったなと思います。

試合結果
バンビシャス奈良 73-79 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 18-24
2Q 16-21
3Q 19-10
4Q 20-24

スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 19点
#11 キャメロン・ジャクソン 16点
#9 スティーブン・ジマーマン 11点
#88 中谷衿夢 11点

リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 10本
#44 シャキール・ハインズ 9本

アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 7本
#0 小林遥太 3本
#88 中谷衿夢 3本