試合結果 バンビシャス奈良 67-82 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良でベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#1 大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合は奈良にとって苦しい立ち上がりとなります。奈良の得点は、残り5分を過ぎるまで、ジマーマン選手とハインズ選手のペイントアタックによる4得点にとどまります。その間、静岡に12得点を許すなど、流れを相手につかまれてしまいました。#11 キャメロン・ジャクソン選手が、ゴール下でバスケットカウントを決め、さらに自らのスティールからの速攻をフィニッシュして、悪い流れを止めたかと思われましたが、そこから静岡に3本の3Pシュートを決められたこともあり、14-25と最初のクォーターでふた桁のビハインドを背負いました。
2Q序盤に16点まで点差を広げられてしまいます。ジャクソン選手、#0 小林遥太選手が3Pシュートを決めますが、その度に静岡が3Pシュートを返してきます。それでも、ホーム初出場となった小林選手が、本多選手のスリーポイントと、ピックアンドロールからジャクソン選手のダンクをアシストしたことで、徐々に流れが奈良のものになります。さらに、本多選手、ジマーマン選手、ハインズ選手の連続得点で、9点差まで迫りました。しかし、そこから6連続失点してしまうなど、波に乗り切れず、33-46で前半を終えました。
仕切り直して入った3Q、奈良のディフェンスが静岡のフィールドゴール成功率を20%台に抑え、失点も11点に封じます。オフェンスでは、林選手のフローター、ジャクソン選手のポストプレーからのステップインやハインズ選手のアシストからのダンク、速攻での#88 中谷衿夢選手の空中でディフェンスをかわすダブルクラッチなどの得点で、48-57とわずかではありますが、点差を縮めました。
4Qは、開始3分あたりから、まず#17 阿部友和選手が、続いて#7 古牧昌也選手が3Pシュートを連続で決めて、反撃の狼煙を上げます。静岡の2点を挟みますが、さらに、小林選手とハインズ選手が3Pシュートを決めてみせ、オフィシャルタイムアウト直前で、一気に2点差まで迫りました。アリーナのボルテージも上がり、このまま逆転したいところでしたが、そのオフィシャルタイムアウト明けに、ターンオーバーを重ねてしまいます。残り5分間を3-16と、静岡を走らせてしまい、67-82で悔しい敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
今日はゲームの入りが非常に悪かったと思います。ポイントはリバウンドだと伝えていたんですが、1Qにオフェンスリバウンドを7本取られて、25失点のうち12点がセカンドチャンスポイントでした。集中力を持ってゲームに入れていなかったと思います。これは本当に修正しなければならないところです。後半は、3Qは11失点で、ディフェンスを上手くやりながら、オフェンスではいいボールムーブで、3Pシュートを重ねて、4Qに2点差まで追いついた。この時は、いい集中力とエネルギーを出してくれたと思います。ただし、その後にまたミスが出てしまった。まだ課題として残っているなと思います。ボールをもっと大切に扱うという単純なことですけれども、明日からもう一度取り組みたいと思います。
小林遥太選手コメント
最初から後手にまわってしまって、前半はやられてしまいました。後半は、ディフェンスをしっかりやって、みんな自信を持って3Pシュートを打って、巻き返すことができたのはすごく良かったです。ただ、2点差までいったところで、僕がコントロールミスをしてしまって、そこからまた流れが相手に傾いたことは本当に悔しいです。これをもう二度としないため、反省して、切り換えて明日に臨みたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 67-82 ベルテックス静岡
1Q 14-25
2Q 19-21
3Q 15-11
4Q 19-25
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#44 シャキール・ハインズ 11点
#9 スティーブン・ジマーマン 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 12本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 4本