試合結果 バンビシャス奈良 69-83 福井ブローウィンズ
バンビシャス奈良は、アウェーのセーレン・ドリームアリーナで福井ブローウィンズと対戦しました。
スターティング5は、#1 大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#24 本多純平選手です。
開始からミスが続き、福井に9点を先に許す、苦しい立ち上がりとなりました。ジマーマン選手のペイントでのフックシュート、#88 中谷衿夢選手のアタックで、福井の連続得点を止めると、ジマーマン選手のアシストから林選手がほぼリング正面からのバンクショットを決めます。その後もアグレッシブに攻めることで、ファウルを誘い、ボーナススローを得ます。しかし、フリースローに正確性を欠き、点差をつめることはできず、14-24で1Qを終えました。
点差をつめたい2Q、ディフェンスの強度を上げ、福井のフィールドゴールパーセンテージを30%台に抑えたものの、奈良のそれも20%弱と低迷してしまいます。フィールドゴールの成功本数は、ハインズ選手とのコンビネーションからのジマーマン選手の2本と、#0 小林遥太選手のレイアップの合計3本にとどまり、25-44とビハインドが広がりました。
後半に入って、福井による最初の得点以降は、奈良が、チームでボールを動かしてからの本多選手の3Pシュート、ハインズ選手のミドルレーンを割っていくドライブ、ジマーマン選手のポストプレーで連続得点します。このまま主導権を握りたいところでしたが、要所で福井にシュートを決められ、なかなか波に乗り切ることができません。残り2分のところで、#7 古牧昌也選手がタフな3Pシュートを決めると、ジャクソン選手もペイントで粘り強く得点し、44-61と、ハーフタイムよりワンゴール分でしたが押し返しました。
4Q、ジャクソン選手が2本続けてペイントで得点します。さらに、古牧選手が3Pシュートを決めると、中谷選手のスティールからジャクソン選手がボースハンドダンクで続き、開始2分半で10点差まで詰め寄りました。逆転を諦めることなく、中谷選手が速攻を決め、古牧選手がミスマッチをついた1on1からのジャンプショット、ジマーマン選手がプットバックと3Pシュートに成功します。しかし、福井にも得点を許し、点差をつめることができませんでした。点差はあったものの、ファウルゲームを仕掛けるなど最後まで戦い続けましたが、69-83で敗れました。
小野秀二HCコメント
今節も、イージーポイントを与えないことを目指していました。昨日はそれが上手くできたんですが、今日は出だし、チーム福井のディフェンスの迫力にグッと押されて、簡単な得点を許してしまいました。ここでゲームのテンポを持っていかれたことが、非常に残念です。昨日も多かったんですが、今日も19ターンオーバーしていて、我々の大きな課題がまた見えた試合になりました。それでも、途中10点差まで持ち直したのは、全員がディフェンスをがんばったからだと思いますし、そこはよかったのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 69-83 福井ブローウィンズ
1Q 14-24
2Q 11-20
3Q 19-17
4Q 25-22
スコア上位
#9 スティーブン・ジマーマン 16点
#11 キャメロン・ジャクソン 14点
#88 中谷衿夢 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 14本
#44 シャキール・ハインズ 8本
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
アシスト上位
#11 キャメロン・ジャクソン 3本
#88 中谷衿夢 3本