試合結果 バンビシャス奈良 86-77 福井ブローウィンズ
バンビシャス奈良は、アウェーのセーレン・ドリームアリーナで福井ブローウィンズと対戦しました。
スターティング5は、#1 大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
先制点こそ福井に譲ったものの、1Q中盤までは、ジマーマン選手と林選手の得点で競り合いに持ち込みます。ジマーマン選手のアシストから、本多選手がベースラインドライブを仕掛けて勝ち越すと、#7 古牧昌也選手のコーナースリー、速攻で#20 石井峻平選手がフィニッシュしてリードを広げ、最後は#11 キャメロン・ジャクソン選手のブザービータースリーで、最初のクォーターを24-18とリードしました。
2Q、奈良のディフェンスが福井のフィールドゴール成功率を30%台に抑えます。序盤から、#17 阿部友和選手とジャクソン選手が果敢にリングにアタックして、リードを保ちます。そして、2分が経過したところで、#0 小林遥太選手が今季初出場を果たしました。小林選手はベテランらしく、初めてのプレーでもチームオフェンスを巧みにコントロールします。また、このクォーターは古牧選手が、ペイントアタックでバスケットカウント、ドライブからストップジャンプショット、さらにコーナースリーと得点面でチームをリードしました。そして、奈良の前半最後の得点は、今季初得点となる小林選手のフローター。44-35とリードしてハーフタイムとなりました。
後半のスタートは、奈良が主導権を握ります。ジマーマン選手がゴール下を決めると、ハインズ選手が大塚選手のスティールからの2度の速攻をフィニッシュし、さらに3Pシュートを成功させます。そして、大塚選手が3Qの開始から5分も経過しない中で3本目のスティールをすると、今度は自らレイアップで決め、奈良が16点をリードしました。しかし、ここから福井に9点のランを許してしまいます。この悪い流れを断ったのが、本多選手のスリーポイントです。ゾーンに入ったハインズ選手がさらに3Pシュートを2本加え、64-54とふた桁リードして、最終クォーターを迎えます。
ホームで圧倒的な勝率を誇る福井相手に、勝利を目指す奈良は、ハインズ選手が3Qのシュートタッチそのままに、最初の3分間で3本の3Pシュートをすべて決めてみせ、リードを15点まで伸ばします。そして、このクォーターの序盤に交代出場した小林選手が、ゲームをコントロールしながらも、コーナーからのディープツーや、ひと桁差にされたところで再び11点リードに戻す3Pシュートなど、要所で得点もしてみせます。ふたりがオフェンスを牽引する中、チームで守り、福井のフィールドゴールをこのクォーターも30%台に抑え込みました。最後は、福井のファウルゲームをしのぎ、86-77で福井との初対戦に勝利しました。
小野秀二HCコメント
試合の出だしは我々のミスから福井さんにレイアップを少し決められてしまったんですが、2Q以降はそれが抑えられたのでよかったと思います。今日の勝因は、40分間、誰が出ても我々のチームディフェンスが機能したことだと思います。
そして、小林が今日復帰となったんですが、彼が終盤、ボールをしっかりとコントロールしてくれました。また、自らのショットもよく決めました。リングへのアタック、ゲームメイクも非常によくやってくれたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 86-77 福井ブローウィンズ
1Q 24-18
2Q 20-17
3Q 20-19
4Q 22-23
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 28点
#9 スティーブン・ジマーマン 13点
#0 小林遥太 10点
#7 古牧昌也 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 18本
#11 キャメロン・ジャクソン 6本
#44 シャキール・ハインズ 6本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 5本
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#1 大塚勇人 3本