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試合結果 バンビシャス奈良 69-73 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、熊本ヴォルターズと対戦しました。
スターティング5は、#1 大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
林選手のバスケットカウントで奈良が先制した後、ハインズ選手がリバウンドショット、ペイントでのミスマッチをついた得点で続きます。チームのシュート成功率が高く、大塚選手と本多選手がジャンプシュートで、林選手がレイアップで得点し、奈良が先行していきます。最後は、ハインズ選手が時間をうまくつかい、3Pシュートでのブザービーターで締め、1Qを23-15とリードしました。
しかし一転、2Qは奈良のシュートが絶不調に陥ります。実に6分間無得点が続き、14連続失点で熊本に逆転を許します。#11 キャメロン・ジャクソン選手のリバウンドショットでようやく得点して以降は、ジマーマン選手が3Pシュートを、再びジャクソン選手が力強いドライブと右45度からのスリーポイントを決めて少し押し戻し、34-40でハーフタイムとなりました。
3Qは、お互いにフィールドゴール成功率が30%台という我慢の時間帯となりました。奈良は大塚選手が相手のタイミングをずらしたフローターで得点したかと思えば、ディフェンスの裏をとってゴール下に走り込んだジマーマン選手へ矢のようなアシストを通します。今度はジマーマン選手がオフェンスリバウンドから、本多選手の得点をアシストしました。それでもじわじわと熊本のリードが広がる嫌な流れとなりますが、#7 古牧昌也選手がトップの位置からの3Pシュートでこれを止め、さらに#88 中谷衿夢選手のスティールからジャクソン選手がワンハンドダンクを豪快に叩き込みました。46-52と僅差を保って最終クォーターを迎えます。
連勝を狙う奈良でしたが、先に熊本に5連続得点させてしまい、ビハインドがふた桁となります。ジマーマン選手がフックシュート、リバウンドショットを返しますが、熊本の得点をなかなか抑えられません。オフィシャルタイムアウト以降に、古牧選手が2本の3Pシュートを決めて少しずつ点差を縮めていきます。さらに、中谷選手のペイントアタック、残り37秒でのハインズ選手のスリーポイントなどで4点差まで詰め寄ります。ここからファウルゲームを仕掛けましたが、逆転することはできず、69-73で悔しい敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
今日は相手もアグレッシブなディフェンスをしてきましたが、1Qはそれにうまく対応できていたと思います。それ以降は、ペイントでのフィニッシュの精度のといううちの課題が出てしまいました。オープンは作れるけど、そこで決めきれずにいたことで、やはりこういうゲームになってしまいました。本来であれば、もっと点差をつけられてしまうゲームでしたけれど、ディフェンスについてはしっかりとがんばれていました。
古牧昌也選手コメント
熊本さんに気持ちで負けたと率直に思っています。それがゲームに響いてしまいました。昨日勝って、今日のゲームがすごく大事だということは、チームとして理解していたとは思っています。ですが、いい試合の入りをしながら、なかなか波にのれないような、こういうゲームをしてしまったということは、まだまだ自分たちには学ぶことがあるんだとあらためて思いました。
キャメロン・ジャクソン選手コメント
ホームで、とくに2戦目は自分たちで勝つ方法を見つけないといけないところ、それを見つけられないままズルズルいってしまいました。
試合結果
バンビシャス奈良 69-73 熊本ヴォルターズ
1Q 23-15
2Q 11-25
3Q 12-12
4Q 23-21
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 15点
#44 シャキール・ハインズ 12点
#9 スティーブン・ジマーマン 11点
#88 中谷衿夢 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 11本
#44 シャキール・ハインズ 6本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 4本
#1 大塚勇人 3本
#9 スティーブン・ジマーマン