試合結果 バンビシャス奈良 68-66 信州ブレイブウォリアーズ
バンビシャス奈良は、アウェーのホワイトリングで、信州ブレイブウォリアーズと対戦しました。
スターティング5は、#1 大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
先制点は信州に許しますが、ハインズ選手のフィールドゴールとフリースローですぐに逆転します。以降は、統率のとれたチームディフェンスで信州のフィールドゴール成功率を20%台に抑え、ディフェンスリバウンドを取り続けることで、相手に得点のチャンスを与えず、奈良が先行します。残り5分あたりからのジマーマン選手のスリーポイントを皮切りに、ハインズ選手のゴールアタック、林選手のトップからの3Pシュートとコーナーからディフェンスをかわしてのジャンプシュート、ジマーマン選手のオフェンスリバウンドからのフックシュート、さらにジャクソン選手も3Pシュートとポストプレーから得点するなど、15-3のランで25-11と一気に突き放して最初のクォーターを終えました。
2Qは、ペイントエリア含む2Pシュートを80%台の高確率で決められるなど、信州のインサイドオフェンスに少し手を焼きます。それに対して奈良は、やはりチームディフェンスで対抗します。4つのスティールを奪うなど、信州のターンオーバーを6つ引き出し、さらにオフェンスリバウンド4本も加え、シュート本数で上回ります。それぞれの得点は2または3点と少ないですが、7人が得点するなど、相手に的を絞らせないオフェンスを展開し、41-34とリードを守ってハーフタイムに入りました。
3Qは、両チームお互いにシュート成功率が上がらず、最初の4分間はゆっくりとした得点ペースでの競り合いとなりました。しかし、中盤以降に奈良の得点が止まってしまうと、残り2分をきったところで、ついに信州の逆転を許してしまいます。時計が進み、残り36秒のところで、#88 中谷衿夢選手のアシストを受けた#20 石井峻平選手が3Pシュートをねじ込み、リードを奪い返します。以降の信州のオフェンスをしのぎ、54-52と1ゴール差を死守しました。
勝負のかかった4Qでしたが、冒頭からシュートミスとターンオーバーが続き、信州に9点のランを許して、7点ビハインドとなります。ジャクソン選手のフリースローで信州の連続得点を止め、ジマーマン選手のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントを返し、4点ビハインドまで戻したところで、オフィシャルタイムアウトとなりました。そのタイムアウト明け以降、奈良はディフェンスのギアを上げ、信州オフェンスを停滞させます。そして、ジマーマン選手のフリースローライン付近からのペリメーターとトップの位置からの3Pシュートで再度逆転します。さらに、ジャクソン選手の2つのスティールが、ひとつは自身の3Pシュートに、もうひとつは#17 阿部友和選手の速攻レイアップにつながるなど、タイムアウトを挟んで13点のランに成功、残り2分をきって6点をリードしました。その後、1点差まで詰め寄られたものの、これをなんとかしのぎ、68-66で勝利。アウェー5連勝となりました。
小野秀二HCコメント
スコアの通り、我々の目標とする失点の数字です。今日は非常に我々のディフェンスが機能したと思います。信州のショットをなるべくタフなものにして、そしてリバウンドをしっかりキープできました。オフェンスに関しては、我々が課題としている、ターンオーバーから相手にイージーなポイントを与えてしまうというケースが今日もありました。途中一度ひっくり返されましたが、その後またディフェンスのギアを上げて、忍耐強く、粘り強くがんばれた。これが今日の勝因だと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 68-66 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 25-11
2Q 16-23
3Q 13-18
4Q 14-14
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 15点
#9 スティーブン・ジマーマン 14点
#44 シャキール・ハインズ 14点
#6 林瑛司 13点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 17本
#44 シャキール・ハインズ 11本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 5本
#1 大塚勇人 3本
#20 石井峻平 3本