試合結果 バンビシャス奈良 66-75 鹿児島レブナイズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、鹿児島レブナイズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#17 阿部友和選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、4点を鹿児島に先にとられますが、ハインズ選手のアシストから本多選手の3Pシュートで反撃を開始します。以降も鹿児島に先行されるものの、阿部選手のアシストでジマーマン選手が、反対にジマーマン選手のアシストで阿部選手が得点するなど、奈良も離されずについていきます。ジマーマン選手のオフェンスリバウンドから#20 石井峻平選手が3Pシュートが、#7 古牧昌也選手のオフェンスリバウンドからジマーマン選手の得点が生まれるなど、粘り強く追いかけます。終盤には、#88 中谷衿夢選手が3Pシュートと、さらにブザービーターのプットバックで19-18と逆転につなげる活躍をみせました。
しかし、2Qは、序盤から奈良がミスを多発してしまいます。タフショットも多くなり、4分以上得点が止まる中、鹿児島に14点のランを許してしまいます。ファストブレイクで、中谷選手のアシストからジマーマン選手がフィニッシュしてようやく鹿児島の流れを止めると、続くポゼッションでも中谷→ジマーマンのラインで得点、さらに中谷選手がペイントアタックから、空中で相手ディフェンスをかわすダブルクラッチを決めるなど、6連続得点しました。追い上げの機運が高まったものの、以降相手のファウルから得たフリースローの成功率が悪く、なかなか点差をつめることができず、34-42でハーフタイムを迎えました。
追い上げたい3Qでしたが、2Qに続いて最初の4分間、得点することができませんでした。しかし、その間鹿児島の得点も4点に抑えます。本多選手のフリースローでようやく得点し、ジマーマン選手がトップの位置から3Pシュート、ゴール下からフックシュートを返します。このクォーターを通して、鹿児島の得点を16点に抑えた――とくに3Pシュートは7本すべて落とさせました――一方で奈良のフィールドゴール成功率も30%を下回ったため、ジマーマン選手の得点以降は、#11 キャメロン・ジャクソン選手の4得点にとどまり、44-58と点差をさらに開かれてしまいました。
ホームでの鹿児島戦3連敗をなんとしても阻止したい奈良は、4Q開始早々、ジャクソン選手がプットバックを押し込み、中谷選手が3Pシュートを決めます。さらに、ハインズ選手が3Pシュートを2本決めます!そして今度は、石井選手がコーナースリーで続き、14-2のランで一気に2点差につめよりました。残り5分でワンゴール差、勝負がわからなくなるところまで追い上げ、以降も勝利に向かって戦いましたが、逆転にはいたらず、66-75で鹿児島に連敗となりました。
小野秀二HCコメント
勝てはしなかったのですが、最後まで我々らしさは出せたゲームだったと思います。リバウンドについても、絶対に負けるなということで、2本ですが上回ることができました。そこはひとつやってくれたなと、評価しています。ただ、やはり2Q出だしの、ターンオーバーからの失点がそのまま残ってしまって、そこが痛かったなと思います。ただ、離されても最後にもう一本というところまでもっていけたというのは、良かったと思います。中でも新人の衿夢が、非常にアグレッシブにやってくれて、チームにエネルギーを注入してくれたと感じています。2日続けてですので、彼も力がついてきているんだなと、うれしく思っています。
中谷衿夢選手コメント
昨日の試合のリバウンドの反省を踏まえて、今日の試合に臨んだんですが、2本上回ることができました。でも、昨日は後半の流れが悪かったところ、今日は2Qに離されてしまいました。それでも、チームとして諦めることなく戦って、最後はあと1本のところまでいくことができました。負けはしたんですが、これは絶対マイナスじゃないと思っています。僕はやれると思っているので、次につなげていきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 66-75 鹿児島レブナイズ
1Q 19-18
2Q 15-24
3Q 10-16
4Q 22-17
スコア上位
#9 スティーブン・ジマーマン 15点
#11 キャメロン・ジャクソン 12点
#44 シャキール・ハインズ 12点
#88 中谷衿夢 11点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 13本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 4本
#88 中谷衿夢 4本
#44 シャキール・ハインズ 3本