試合結果 バンビシャス奈良 56-78 鹿児島レブナイズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、鹿児島レブナイズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#17 阿部友和選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
ハインズ選手からジマーマン選手へのローポストからローポストへの合わせで奈良が先制すると、本多選手のキックアウトから林選手がタイトディフェンスをものともせずに3Pシュートを決めて続きます。さらに、ハインズ選手が阿部選手のベースラインドライブに絶妙なタイミングで合わせてレイアップ、そしてジマーマン選手のアシストから3Pシュートとレイアップをもう一本と、チームオフェンスの中で得点し、奈良が先行する軸となりました。クォーターの後半は#11 キャメロン・ジャクソン選手が続き、19-17と1Qをリードしました。
2Q前半は、#20 石井峻平選手と#88 中谷衿夢選手が躍動します。石井選手はジマーマン選手のアシストからコーナースリーを決めた後、ペイントアタックでも得点します。中谷選手は自らの1本と石井選手のスティールからの速攻を2度フィニッシュにつなげました。ジャクソン選手がふわり浮かせる技ありのシュートを加え、リードしてオフィシャルタイムアウトを迎えます。しかし以降は、シュートミスやターンオーバーが重なり、得点を伸ばせず、鹿児島に逆転を許します。残り2秒で、中谷選手が鋭いドライブを返し、33-37で前半を終えました。
3Qも、前半のいいバスケットを続けたい奈良でしたが、鹿児島のディフェンスに対して、フィールドゴール成功率が25%に落ち込み、さらにこのクォーターだけで6本のターンオーバーを犯してしまいます。フィールドゴールは、残り1分近くになっての、中谷選手のペイントアタック、#7 古牧昌也選手のスティールから始まった速攻での、古牧選手自らによる3Pシュート、ハインズ選手のドライブからのバンクショットの3本にとどまり、43-60と大きなビハインドを背負いました。
鹿児島との前回ホーム対戦時の敗戦もあり、このまま負けるわけにはいかない奈良は、ハインズ選手が最初の1分間でステップバックスリーを2本沈め、チームを鼓舞します。石井選手が、ドリブルで仕掛けてディフェンスをかわしてからのジャンパー、この試合2本目となる力強いドライブを決めてみせます。しかし、焦りからか、チームで7本得たフリースローを1本しか成功できず、追い上げを難しくしてしまいました。また、4Qにも5本のミスがあり、点差を縮めることができずに、56-78で敗れました。
小野秀二HCコメント
前半は、オフェンスもディフェンスもよくコントロールできていたと思います。ただ、3Pシュートを6本、確率高く決められた18点というのが、リードされて終わる結果になったと思います。ですが、後半は我々のいちばんやってはいけないターンオーバーをしてしまい、そこから25点取られています。開幕4戦もミスからの失点が多く、そこから減らしてきたんですが、今日はまた増やしてしまった。相手のプレッシャーに、急いでしまってミスを重ねてしまいました。また、今週は、リバウンドを強調して準備してきたんですが、そこでもセカンドチャンスから10点取られている。この2点を、明日は40分間意識することを、試合後のミーティングで伝えました。
中谷衿夢選手コメント
前半は、前回の鹿児島戦の内容を踏まえて、自分たちのバスケットができていたと思います。ですが、後半は、ターンオーバーなどミスを犯してしまったことで、自分たちのバスケットをすることができませんでした。それが、大きく点差が開く原因になったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 56-78 鹿児島レブナイズ
1Q 19-17
2Q 14-20
3Q 10-23
4Q 13-18
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 15点
#11 キャメロン・ジャクソン 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 8本
#9 スティーブン・ジマーマン 7本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 5本
#9 スティーブン・ジマーマン 4本