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試合結果 バンビシャス奈良 78-69 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、福島ファイヤーボンズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#17 阿部友和選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合開始早々の、ジマーマン選手のプットバックで奈良が先制します。ハインズ選手が力強いドライブで続き、林選手もジャンパーのバスケットカウントから3点プレーを成立させます。中盤には、本多選手とハインズ選手が3Pシュートを決めて、奈良が主導権を握りかけますが、福島の追い上げを許し、21-19で1Qを終えました。
2Qに入って福島に逆転されたものの、以降も競り合いの展開となります。奈良はシュートチャンスをファウルで止められ、なかなかフィールドゴールを決められないものの、得たフリースローを決め続けます。中盤を過ぎたところで、ジマーマン選手のアシストから本多選手が試合2本目の3Pシュートでネットを揺らし、これがこのクォーター最初のフィールドゴールとなります。その後、ハインズ選手が速攻で阿部選手のタッチダウンパスをフィニッシュし、ペネトレイトからのスクープショットを決めました。このクォーター、フィールドゴールが3本にとどまったものの、前半を終えて36-35とリードを保ちました。
3Qも奈良のフィールドゴール成功率が伸び悩み、ハインズ選手のスキップパスから決めた阿部選手の3Pシュート、ジマーマン選手のプットバック、#11 キャメロン・ジャクソン選手のドライブ、ジマーマン選手とのコンビプレーで決めた本多選手のリバースレイアップの4本にとどまりました。しかし、積極的なオフェンスの繰り返しで、フリースローを2Qの9本に次ぐ、8本をこのクォーターにも得て、これを確率良く決めたことで、福島に離されることなくついていくことができ、逆転こそされましたが、51-52の最小点差で4Qを迎えました。
勝負所となった最終クォーター、林選手が勝利に向かう強い気持ちを前面に押し出したプレーをみせます。ディフェンスを弾き返すような力強いドライブや厳しくついてくるディフェンダーの上から決めたジャンプショット、長い距離を走った速攻でのフィニッシュ、シュートフェイクでかわしてからのペイントアタックなどで、このクォーターだけで10得点します。この速攻でのアシストで、本多選手がB2通算500アシストを達成しました。また、ジマーマン選手とジャクソン選手が要所でバスケットカウントを決めるなどして、リードを広げると、残り1分22秒のところで、#88 中谷衿夢選手が勝負を決定づける3Pシュートに成功!78-69で昨日の雪辱を果たしました。
小野秀二HCコメント
昨日に引き続き、拮抗したゲームになりましたが、今日は選手たちが40分を通して我々のディフェンス、プレッシャーをかけ続けてくれた結果が、4Qに相手をグッと離すことにつながったと思いますし、ここに尽きると思います。ただ、セカンドチャンスを少しやられているので、ここは次の試合までに修正したいと思っています。
スティーブン・ジマーマン選手コメント
勝利を必要としていた試合で、全員が勝ちに執着していたと思います。とくにガード陣が、ディフェンスではスクリーンのファイトオーバーですとか、コミュニケーションをとることで、チームを引っ張ってくれたと思います。その姿を見せてくれたことで、いつ誰が出てもフレッシュな状態にあって、こうした接戦を勝つことができたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 78-69 福島ファイヤーボンズ
1Q 21-19
2Q 15-16
3Q 15-17
4Q 27-17
スコア上位
#6 林瑛司 17点
#11 キャメロン・ジャクソン 16点
#9 スティーブン・ジマーマン 12点
#44 シャキール・ハインズ 12点
#88 中谷衿夢 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 18本
#11 キャメロン・ジャクソン 6本
アシスト上位
#17 阿部友和 5本
#9 スティーブン・ジマーマン 4本
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#24 本多純平 4本
#44 シャキール・ハインズ 3本