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試合結果 バンビシャス奈良 65-76 福島ファイヤーボンズ
バンビシャス奈良は、ホームのロートアリーナ奈良で、福島ファイヤーボンズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#17 阿部友和選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
両チームともに重い立ち上がりとなりました。2分を過ぎてディフェンス2人を引きつけたハインズ選手のアシストから、本多選手がフリーで決めた3Pシュートで奈良が先制します。再び守り合いとなり、ハインズ選手とのピックアンドロールでジマーマン選手が得点、ハインズ選手はリバウンドショットで加点します。ここで福島に7点のランを許し、逆転されますが、奈良も#11 キャメロン・ジャクソン選手のペリメーターからのショット、林選手のシュートフェイクでディフェンスをかわしてからのフローターなどで追走します。最後は、#88 中谷衿夢選手が自らのスティールから速攻を決めて、15-18で1Qを終えました。
2Qも競り合いとなります。奈良の最初の6点はジャクソン選手によるもので、中谷選手との2メンゲームからと、トップの位置からの力強いペネトレイト2本で得点しました。この間に相手の外国籍選手をブロックで止めた#33 三森啓右選手が、オフェンスリバウンドからのゴール下シュートで続きます。オフィシャルタイムアウト以降も、我慢の時間が続きますが、奈良は#7 古牧昌也選手が#17 阿部友和選手のスキップパスを受けて左45度から3Pシュートを決めると、残り1.7秒のスローインからジマーマン選手がブザービーターのジャンプシュートに成功。31-33とワンゴール差でハーフタイムを迎えました。
後半に入ると、先に福島に2本連続で3Pシュートを決められてしまいます。林選手が1本返したものの、さらに2本のスリーを含む10連続失点で、3Q中盤には15点差とされてしまいます。ここから、ジャクソン選手がフリースローやフローター、フックシュートに成功し、ディフェンスの裏をついた#20 石井峻平選手が古牧選手のアシストを受けてゴール下を決めます。終盤、ジャクソン選手のピックを使って中谷選手もレイアップで得点しましたが、47-60と2桁差のまま、最終クォーターに入ります。
ホーム2勝目を目指す奈良は、まずディフェンスで福島のフィールドゴール成功率を25%に抑えます。しかし、与えた6本のフリースローを福島がすべて決めてきたことに加え、ジャクソン選手こそ10得点したものの、チーム全体で奈良のフィールドゴール成功率も35%と低迷したため、最後まで追い上げがおよばず、65-76で連勝が止まりました。
小野秀二HCコメント
ここ数試合、ディフェンスは良くなってきています。今日の前半も、福島の20番の選手をはじめ、シューター陣を抑えることができていたと思います。今日の大きな敗因は、フィニッシュしきれなかったことです。いい形のオフェンスを作るんですが、ゴールに近いシュートを決めきれなかった。ここで、しっかりと得点できていれば、もっと違った展開になっていたと思います。
キャメロン・ジャクソン選手コメント
自分たちにとって、非常にタフな試合でした。自分たちが負ける時は、だいたいターンオーバーから相手に得点を許してしまうことが多いんですが、今日はその課題は上手く抑えられていたと思います。ですが、決めるべきシュートを落としてしまったことが敗因になったと思います。こうしたシュートを決めないと勝ちはついてこないと思うので、明日はここを修正したいと思います。加えて、今日できていたディフェンスのインテンシティ、ターンオーバーを減らすことを続けたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 65-76 福島ファイヤーボンズ
1Q 15-18
2Q 16-15
3Q 16-27
4Q 18-16
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 28点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
#9 スティーブン・ジマーマン 6本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 5本
#44 シャキール・ハインズ 3本