試合結果 バンビシャス奈良 85-71 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、熊本県立総合体育館で熊本ヴォルターズとのアウェー戦を行いました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#24 本多純平選手です。
1Qは、熊本に先行を許します。一時6点ビハインドとなるも、林選手の2本の3Pシュートやドライブ、ジマーマン選手のインサイドでの得点、さらに#7 古牧昌也選手がファウルを受けながら3Pシュートをねじ込んで逆転すると、ボーナススローも決めて4点プレーとします。最後は熊本に再逆転されたものの、22-25とワンポゼッション差で追走します。
2Q開始早々に#88 中谷衿夢選手のアタックで1点差とすると、ジャクソン選手がゴール下でのバスケットカウントで逆転しボーナススローも決めます。さらに、古牧選手がこの試合2度目となる4ポイントプレーを成立させて勝ち越します。その後は、ハインズ選手のジマーマン選手のピックを使ってのドライブや#17 阿部友和選手のオフェンスリバウンドをひろってからのフローターなどで加点していったものの、41-37と大きく引き離すことはできませんでした。
昨日は熊本の追い上げを許してしまった3Q、奈良のフィールドゴールパーセンテージは31.3%と低調となります。クォーターが始まって早々に林選手のジャンプショット、速い攻撃からジマーマン選手のフックショットで得点したものの、その後が続きませんでした。しかし、熊本にも楽には得点させません。お互いに我慢の時間が続いた後、3分をきってからハインズ選手が2本の3Pシュートを沈めてみせ、57-52とリードを保って、最終クォーターを迎えました。
4Q序盤もフィールドゴールではなく、フリースローでコツコツと加点していきます。3分を過ぎたところから、ハインズ選手がジマーマン選手のスクリーンを使ってから、まずステップバックスリー、続いてドリブルでディフェンスのズレを作ってから林選手のアタックをアシスト、さらにペリメーターショットを決めるなど、オフェンスを牽引。奈良が12点までリードを広げ、オフィシャルタイムアウトに入ります。タイムアウト以降に、林選手が試合3本目の3Pシュートを決めると、#20 石井峻平選手も長距離砲で続きます。石井選手はさらに、ペイントアタックでバスケットカウントを決めてボーナススローも成功しました。これでほぼ試合を決めると、85-71で熊本を振り切りました。
小野秀二HCコメント
試合序盤は、熊本がスモールラインナップを組んできたこともあって、我々のビッグマンのところで後手を踏むところもありましたけど、2Q以降はそこも上手く対応してくれたと思います。ベンチから出ていく選手たちもディフェンス面で非常にがんばってくれましたし、4Qには石井がいいところで決めてくれました。もちろんハインズも、出だしなかなかシュートが決まらなかったんですが、「打ち続けろ」と伝えて、最後はしっかり決めてくれたことも大きかったです。林もコーナーからの3Pシュートを厳しい時間帯に決めてくれました。
ただし、数自体は多くはないのですが、やはり相手の得点になるミスがあったので、そこは課題として引き続き取り組みたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 85-71 熊本ヴォルターズ
1Q 22-25
2Q 19-12
3Q 16-15
4Q 28-19
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 24点
#6 林瑛司 19点
#9 スティーブン・ジマーマン 13点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 12本
#11 キャメロン・ジャクソン 9本
#9 スティーブン・ジマーマン 7本
#6 林瑛司 6本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 6本
#9 スティーブン・ジマーマン 5本