試合結果 バンビシャス奈良 94-86 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、熊本県立総合体育館で熊本ヴォルターズとのアウェー戦を行いました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#17 阿部友和選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
高さに勝る奈良が、ジマーマン選手のペイントでの得点で先制します。ジマーマン選手はオフェンスの起点となり、ハインズ選手との2メンプレーを仕掛け、ハインズ選手が得点を重ねます。さらに、インサイドに熊本ディフェンスが収縮したところをついて、本多選手が2本、阿部選手、#7 古牧昌也選手が1本ずつと3Pシュートでネットを射抜き、30-23とリードして1Qを終えました。本多選手は2本目の3Pシュートで、キャリア通算4,000得点を達成しました。
2Qも、ジマーマン選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手がオフェンスを牽引します。まず、林選手がジマーマン選手のアシストからドライブを決めると、ジャクソン選手がゴール下での力強いプレーで続きます。以降はジマーマン選手がオフェンスリバウンドからや、ハインズ選手のパスを受けてからなどの得点で、ペイントで熊本の脅威となりました。13点をリードしたオフィシャルタイムアウト以降は、ジャクソン選手とハインズ選手が安定して得点を重ね、最後はハインズ選手がブザービーターでリバウンドショットを決め、60-43でハーフタイムとなりました。
3Qは、奈良が先に4得点したものの、中盤までに熊本に4本の3Pシュートを許し、リードが一時ひと桁になるなど、流れを熊本に傾かせてしまいます。ジャクソン選手がセカンドチャンスポイントを、ハインズ選手がジャンパーを、阿部選手が技ありのレイアップを決めて、熊本の流れを一度切ります。しかし、そこからこのクォーターの残り4分間得点が止まってしまう中、さらに熊本に2本の長距離砲を決められてしまい、74-68と点差をつめられてしまいました。
最終クォーター最初の得点も熊本に許したものの、ハインズ選手のジャンプショット、ジマーマン選手のローポストからペイントへ侵入してのフックショット、ジャクソン選手のオフェンスリバウンドをひろってからのシュートに加え、最後にハインズ選手が3Pシュートを決めて、10点差に戻してオフィシャルタイムアウトに入りました。以降は熊本のファウルゲームに対し、フリースローを冷静に決め続け、94-86で勝利をつかみました。
小野秀二HCコメント
選手たちがいい試合の入りをしてくれました。とくにディフェンスが機能していたと思います。相手の8番の選手にはアウトサイドを決められてはいますが、全体としてはペイントにボールを入れさせなかったことが良かったです。後半もそれを続けようとがんばっていましたが、我々が優位にある中でターンオーバーをして、それが熊本を勢いづかせてしまいました。また、相手のセカンドチャンスポイントについては、もっと減らしたいと思っています。この2点について修正して、明日の試合に臨みたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 94-86 熊本ヴォルターズ
1Q 30-23
2Q 30-20
3Q 14-25
4Q 20-18
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 29点
#9 スティーブン・ジマーマン 21点
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
#9 スティーブン・ジマーマン 8本
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
アシスト上位
#9 スティーブン・ジマーマン 7本
#24 本多純平 4本
#88 中谷衿夢 3本