試合結果 バンビシャス奈良 73-97 鹿児島レブナイズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で鹿児島レブナイズと戦いました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。この試合への出場で、本多選手がB2通算400試合出場を達成しました。
先制点こそ鹿児島に譲ったものの、試合序盤はジマーマン選手のインサイドや林選手の3Pシュートで奈良がリードします。しかしそこから、奈良の得点が止まり、ミスも続いてしまったことで、鹿児島に12点のランを出させてしまいます。#11 キャメロン・ジャクソン選手のアシストから#7 古牧昌也選手がスリーポイントを返しましたが、再び連続7失点してしまい、鹿児島に主導権を握られたまま、14-26で1Qを終えました。
2Q序盤、#17 阿部友和選手のロングパスを古牧選手がレイアップでフィニッシュ、林選手が試合2本目の3Pシュートを決めると、#20 石井峻平選手がオフェンスファウルを引き出すディフェンスで奪ったポゼッションで、果敢なドライブを仕掛けて得たフリースローを2本とも成功して、8点差に戻します。しかし、ここからミスを続けて犯してしまい、10点を連続で鹿児島に与えてしまいます。18点差とされたオフィシャルタイムアウト以降に、林選手の3Pシュートで鹿児島の流れをいったん止め、ジマーマン選手がダンク、フックショット、ハインズ選手もリバウンドショットを決め、32-45と少し押し返してハーフタイムを迎えました。
後半に入って、奈良は林選手がプルアップジャンパーで、ハインズ選手が滞空時間の長いレイアップやフェイダウェイなどのテクニックを駆使して得点しますが、鹿児島の得点も抑えることができず、3Qの6分を過ぎたところで23点のビハインドとなります。終盤、ハインズ選手が#88 中谷衿夢選手との合わせからゴール下、そしてステップバックスリーを返し、最後は残り1秒を切って得た3本のフリースローを林選手がすべて決めましたが、3Qを終えて52-72と20点差となりました。
最終クォーター最初の3分半の間の奈良の得点が、林選手の5点に留まってしまうと、この試合最大となる27点差がついてしまいます。直後に、中谷選手が切れ味鋭いペイントアタックと、スティールから古牧選手の3Pシュートをアシスト、ジャクソン選手のフリースローを挟んで、再びドライブを決めます。さらに、ジャクソン選手が得点するなど、チームで11点のランを返しました。残り3分を切ってなんとか16点差としたものの、後を続けることができず、73-97と鹿児島の勝ち越しを許して、愛媛オレンジバイキングス戦からの連勝はなりませんでした。
小野秀二HCコメント
我々の負け試合の数字がそのまま出てしまいました。前節は非常にオフェンスが良かったんですが、今日は単純なミスが多く、ターンオーバーからの失点と、セカンドチャンスからの失点。この2つをやはりこれだけ許してしまうと難しいです。リバウンドに対しては、ゲームを通して意識が低かったと思います。前半が終わって、もう一度指摘したんですが、後半もボールに飛びつくという気持ちが少なかった。それが一番の敗因だと思います。
林瑛司選手コメント
僕たちのバスケットが本当にできていなくて。ディフェンスの強度、インテンシティだったり、リバウンドやルーズボール、フィフティ・フィフティのボールのところで、相手の方が上回っていましたし、勝ちたいという気持ちも強かったのが今日のゲームだったと思います。そういうところは、もっと自分たちが意識しないといけないと思いますし、プレーオフを目標にする上で、そこが最低限意識するべきところだと思うので、今日は本当に一番よくないゲームをしてしまったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 73-97 鹿児島レブナイズ
1Q 14-26
2Q 18-19
3Q 20-27
4Q 21-25
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 21点
#6 林瑛司 19点
#7 古牧昌也 11点
#11 キャメロン・ジャクソン 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#6 林瑛司 3本
#9 スティーブン・ジマーマン 3本
アシスト上位
#88 中谷衿夢 5本
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#1 大塚勇人 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本