試合結果 バンビシャス奈良 79-66 愛媛オレンジバイキングス
バンビシャス奈良は、アウェーの今治市営中央体育館で、愛媛オレンジバイキングスと対戦しました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#24 本多純平選手です。
試合は、林選手がドライブからゴール下のジマーマン選手へアシストを通して、奈良が先制します。奈良は昨日に引き続き、固い守備を見せます。愛媛に3Pシュートを返されたものの、最初の6分間をその3失点のみに抑えます。反対にオフェンスでは、ジマーマン選手のピックを使って大塚選手が3Pシュートを返し、本多選手がポンプフェイクでフリースローを得ます。さらに、ジャクソン選手がディフェンスリバウンドからの速攻をダンクでフィニッシュします。ジマーマン選手がプットバックでバスケットカウントするなど、愛媛を引き離し、20-7とリードして1Qを終えました。
2Q最初の3分間は2-7と愛媛に流れを渡しかけたものの、#44 シャキール・ハインズ選手のスリー、続いてディフェンスから2本の速攻を発動して、しっかりと主導権を握ります。さらに、林選手のスティールからのワンマン速攻などで、33-16とリードを広げてオフィシャルタイムアウトを迎えました。以降も奈良のディフェンスは固く、阿部選手のタッチダウンパスで林選手が速攻に成功し、ジマーマン選手がポストプレーからノールックのビハインドパスでジャクソン選手へアシストを通し、ジャクソン選手がダブルチームの間をすり抜けるスピンムーブで得点すると、最後は#88 中谷衿夢選手が大きく跳ねたオフェンスリバウンドをタップパス、ジャクソン選手がそのままブザービーターでこちらもタップシュートを決めました。41-23と大きくリードして、最高の雰囲気で前半を締めました。
一転、3Qは愛媛の流れに飲み込まれないように耐える展開となります。中盤まで、ハインズ選手のフリースローとジャクソン選手の速攻でのダンクのみの4点にとどまり、点差を徐々に縮められます。林選手が気持ちで立ち向かうドライブを見せて、フリースローを2本加えますが、4分をきって12点差とされたところで一旦タイムアウトをとって立て直しを図ります。残り1分ほどのところで、愛媛に3Pシュートを決められ、5点差まで迫られますが、ここで大塚選手のアシストを受けた本多選手がコーナースリーを返してみせます。残りの時間、愛媛を止めたいところでしたが、最後に2点を許し、52-46と6点差で勝負の4Qを迎えます。
最終クォーターは、再びディフェンスで盛り返していきます。ハインズ選手のドライブ、#17 阿部友和選手の右45度からのスリーポイントで点差を再び二桁に戻します。その後も、愛媛に9点差、8点差とされますが、その度に、ハインズ選手のペイントアタック、ジマーマン選手のフリースロー、そして大塚選手の3Pシュートなどで、二桁差に押し返します。そして、3分を切った勝負所でハインズ選手が連續で3Pシュートを決めてみせ、勝利を手繰り寄せます。以降の愛媛のファウルゲームをしのいで、79-66で愛媛に連勝を飾りました。
また、この試合で、ハインズ選手がB2通算2,000得点を達成しました。
小野秀二HCコメント
いい形でゲームには入れたんですが、とくに後半苦しい試合でした。やはりシュート力のある選手が多いので、そこでピックを使ったシュートチャンスを作られてしまいました。少し、うちの選手の足が止まってしまったのかなと感じました。ただ、4Qにもう一度盛り返したというのは、非常に収穫になりました。また、シャキールが、だいぶ自分のプレーを思い出してきて、いいところでのビッグショットを決めてくれました。日替わりでヒーローが出てくる形。これを次のホームゲームにもつないでいきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 79-66 愛媛オレンジバイキングス
1Q 20 - 7
2Q 21-16
3Q 11-23
4Q 27-20
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 27点
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#9 スティーブン・ジマーマン 10点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 11本
#44 シャキール・ハインズ 8本
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
アシスト上位
#6 林瑛司 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#1 大塚勇人 3本
#7 古牧昌也 3本