試合結果 バンビシャス奈良 90-59 愛媛オレンジバイキングス
バンビシャス奈良は、アウェーの今治市営中央体育館で、愛媛オレンジバイキングスと対戦しました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合は愛媛に先制されますが、ハインズ選手からジマーマン選手への合わせや速攻で巧みにファウルを得た本多選手のフリースローなどで逆転します。ジマーマン選手のブロックやディフェンスで24秒のショットクロックバイオレーションを奪うなど、守りから奈良が徐々に主導権を握っていきます。林選手と大塚選手の3Pシュート、林選手のスティールからのワンマン速攻、ディフェンスリバウンドからもう1本の速攻を大塚選手が左手でディフェンスを抑えながらレイアップで締めると、林選手がさらに2本目、3本目と3Pシュートを決め、リードを広げていきます。終わってみれば、1Qは28-18と10点をリードしました。
2Qに入っても奈良の勢いは止まりません。#88 中谷衿夢選手のスティールからのファストブレイクで#20 石井峻平選手がフィニッシュすると、ジマーマン選手がペリメーターを、ハインズ選手が大塚選手とのピックアンドポップから3Pシュートを成功させます。さらに、ジマーマン選手のブロックからの速攻でハインズ選手がバスケットカウント、次いで大塚選手のディフェンスを欺くアシストでまたまたハインズ選手が決めると、24点とここまでで最大のリードを奪います。オフィシャルタイムアウト後に流れを愛媛に渡しかけるものの、ハインズ選手と#11 キャメロン・ジャクソン選手がなんとかつなぎ、53-37と16点差で前半を終えました。
後半に入っても、ディフェンス強度を落とすことなく愛媛に襲いかかります。ディフェンスからの速い攻めで、大塚選手がドライブからのフローター、ハインズ選手がプットバックやコーナースリー、再び大塚選手による3Pシュート、ハインズ選手のピックをつかっての林選手のプルアップなどで、3Qは中盤までで14-4のランに成功しました。その後も、本多選手のパスフェイクでディフェンスをずらしてのレイアップ、中谷選手のスティールからの速攻などで得点を重ねます。このクォーター、愛媛を9点に抑え、75-46と大きくリードしました。
大量リードで迎えた4Qは、愛媛の得点を抑えつつも、ジャクソン選手のスティールからの速攻ダンクなどあったものの奈良も得点を伸ばせず、オフィシャルタイムアウトまでで、奈良6点、愛媛4点でした。しかし、その後はハインズ選手が得点を重ね、終盤には中谷選手が速攻をバスケットカウントでフィニッシュ、ボーナススローも決めてみせました。最後まで全員で守りの意識を持ち続け、90-59と今季初勝利をディフェンスで勝ち取りました。
小野秀二HCコメント
選手たちが、とくにディフェンスでいい集中力を発揮してくれて、愛媛のシュートを潰したことが一番の勝因だと思います。オフェンスについては、ここまでの試合では、ターンオーバーが多く、それが相手の得点につながるようなミスだったんですが、今日はこれが非常に少なかった。我々の目指すバスケットにかなり近いものだったと思います。ベンチからスタートした選手も、自分の役割をしっかりと遂行してくれて、本当にチームとして機能したなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 90-59 愛媛オレンジバイキングス
1Q 28-18
2Q 25-19
3Q 22- 9
4Q 15-13
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 26点
#6 林瑛司 15点
#1 大塚勇人 12点
#9 スティーブン・ジマーマン 12点
#11 キャメロン・ジャクソン 12点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 9本
#11 キャメロン・ジャクソン 9本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 6本
#1 大塚勇人 3本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本