試合結果 バンビシャス奈良 91-96 青森ワッツ
ロートアリーナ奈良での、青森ワッツとのシーズン開幕2戦目。スターティング5は、昨日と同じく、#1大塚勇人選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#20 石井峻平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
試合は、ジマーマン選手のフックショットで奈良が先制し、大塚選手がレイアップでバスケットカウントを奪ってボーナススローも決めましたが、以降先行したのは青森でした。本多選手のスティールからハインズ選手のボースハンドダンクが生まれ、ジマーマン選手のポストプレーから#17 阿部友和選手が3Pシュートでネットを射抜き、さらに#88 中谷衿夢選手がマークマンを置き去りにするドライブから、ゴール下に立ちはだかる外国籍選手のブロックをかい潜るダブルクラッチを決めるなど、奈良も必死に追いかけましたが、最初のクォーターは25-29と4点のビハインドとなりました。
2Qも点の取り合いとなります。奈良は、大塚選手のペネトレイトからのスクープショット、#6 林瑛司選手のフェイダウェイシュート、ジマーマン選手のアシストを受けた #20 石井峻平の3Pシュートなどで得点を重ねます。それでも60%を超える高確率でシュートを決めてくる青森に、残り3分で12点差とされてしまいます。その後、ジマーマン選手と#11 キャメロン・ジャクソン選手がいずれも粘り強いオフェンスリバウンドから得点し、残り9秒には3点差に迫りました。しかし最後に青森に3Pシュートを許し、50-56で前半を終えました。
後半、先に波に乗ったのは奈良でした。ジマーマン選手がペイントで4得点し、ハインズ選手が速攻から試合2本目のダンクや、ディフェンスの隙をつくステップバックジャンパーでシュート決めるなど、3Qの開始から10点のランで一気に逆転します。しかし、ここから青森にフリースロー2本と3Pシュート3本を連続で許してしまいます。本多選手の3Pシュートで流れを取り戻し、ハインズ選手の速攻やジャクソン選手のポストプレーで再逆転するも、奈良のミスから再び流れが青森に。終盤、阿部選手のスティールからのファストブレイクで、林選手がバスケットカウント、フリースローも決めたことで、74-76と2点差に押し戻すことができました。
最終クォーター、最初の5分で奈良は、ジマーマン選手がスピンターンからベースラインドライブしてのゴール下、ジャクソン選手がドライブからパワーレイアップ、大塚選手がディフェンスを背にしてのレイアップなどで得点しますが、オフィシャルタイムアウトを4点ビハインドで迎えます。タイムアウト明けには、ハインズ選手がペリメーターをねじ込み、ジャクソン選手がポストプレーからのバックショットを決め、大塚選手がジャクソン選手との2メンゲームから技ありのレイアップを成功して、1点差に迫ります。しかし、ここで青森に2本連続で3Pシュートを許してしまいます。連敗を避けたい奈良でしたが、逆転には至らず、91-96とハイスコアでの接戦を落としました。
小野秀二HCコメント
昨日青森の池田選手をオンボールスクリーンのところでフリーにしてしまっていたので、そこをハードにいこうと言っていたんですけど、前半はうまくかみ合っていなくて、後半そこをちょっと変えたことで、彼に得点とかペネトレイトされなくなったのは良かったと思います。ですが、昨日と同じくミスが、ただし今日は数字に現れる単純なものが、とくにここからっていう時に出て、相手にファストブレイクを出されてしまった。そこは非常に残念でした。追いかけて、自分たちの力でひっくり返したんですが、そこでうまくコントロールできませんでした。
スティーブン・ジマーマン選手コメント
非常に苦しくて厳しい試合でした。打たせたくないショットを打たせてしまったことが敗因だと思います。オフェンスに関しては、昨日は90点近く、今日は90点以上取れているので問題ないと思いますが、チームディフェンスをいかに機能させるかということが鍵になると思います。こうした接線から学ぶべきことを学んで、残りの58試合に臨んでいきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 91-96 青森ワッツ
1Q 25-29
2Q 25-27
3Q 24-20
4Q 17-20
スコア上位
#9 スティーブン・ジマーマン 21点
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#1 大塚勇人 14点
#44 シャキール・ハインズ 14点
#6 林瑛司 11点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 12本
アシスト上位
#1 大塚勇人 5本
#9 スティーブン・ジマーマン 4本