試合結果 バンビシャス奈良 84-91 青森ワッツ
いよいよ、りそなグループB.LEGUE 2024-25シーズンが開幕!バンビシャス奈良はホームのロートアリーナ奈良で、青森ワッツと戦いました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#20 石井峻平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、青森に先制を許した奈良は、最初の3分間得点することができませんでしたが、相手の得点も抑えていたため、ジマーマン選手のリバウンドショット、ハインズ選手のレイアップで同点に追いつきます。そこからミスが続いたことで、青森に先行されますが、本多選手のステップバックショットや、その本多選手のアシストからの #6 林瑛司選手のプルアップジャンパー、再び本多選手の3Pシュートなどで逆転します。さらに、#11 キャメロン・ジャクソン選手と林選手が得点を重ね、最後にハインズ選手が3Pシュートでだめを押して、28-19とリードして最初のクォーターを終えました。
2Qに入ると、ジワジワと青森の追い上げを受けます。5分が経過したところで、2点差に迫られますが、ここで石井選手が3Pシュートで青森の流れを止めます。ハインズ選手の得点、大塚選手のステップインしてのバンクショットや本多選手のペリメーターショットなどで盛り返し、リードを再び広げましたが、その後青森に10点のランを許して逆転されてしまいます。終盤にジマーマン選手がフリースローとハインズ選手とのピックアンドロールを連続で決め、47-45と逆転、2点リードしてハーフタイムを迎えました。
後半に入っても、主導権を握り続けたい奈良でしたが、大塚選手が体制を崩しながらの3Pシュートをねじ込み、ハインズ選手がジマーマン選手のピックを使ってショットに成功するも、青森の連続得点を受けて、リードを渡してしまいます。ハインズ選手がスリーポイントを決め、ジマーマン選手のアリウープをアシスト、大塚選手が華麗なスクープショットを成功させて、青森を追走します。残り1分のところで、林選手がバスケットカウントから、ボーナススローも決めてみせて同点としましたが、最後に青森に得点を許し、67-69とこの試合初めてビハインドでクォーターを終えることになりました。
クラブ史上最多来場者数となる、2,924名のブースターの皆さんに勝利を届けるべく戦う奈良の最終クォーター序盤は、チーム最初の5点をあげたジャクソン選手が牽引します。そして、本多選手の自身B2通算3,000得点という記念の3Pシュートで逆転すると、ハインズ選手がリバウンドシュート、コーナースリーを決めて、残り約4分のところで7点のリードを奪いました。勝利に近づいたかにみえましたが、ここから青森に連続得点を許して、再びひっくり返されてしまいます。最後はファウルゲームを仕掛けましたが、追いつくことはできず、今季開幕戦は84-91で悔しい逆転負けとなりました。
小野秀二HCコメント
我々がうまくいって、そこでもう一押しというところで、点が取れなかったり、ミスをしてしまうということが試合を通してずっとあって、逆にそういうところで青森をのせてしまいました。もう一つのポイントとしては、前半は少なかったミスが、後半に多く出てしまいました。スタッツ上のターンオーバーは青森と大きな差はないのですが、数字に現れない、ディフェンスのポジショニングだったり、チームでやるべきことが遂行できなかったりと、細かな部分がルーズになっていました。
我々が得点した後すぐに彼らにスコアされるというような形で、ファストブレイクポイントも25点取られていますし、試合前にしっかり守ろうと話したペイントで54点取られたり、そういう部分の意識が低かったなと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
3Qまでは、悪い流れになっても立て直しつつ、自分たちのペースでバスケットボールができていたと思います。ですが、4Qの勝負所でターンオーバーを立て続けに出してしまって、一気に差を詰められてしまった。そういう自分たちの不安定さが、こういう結果につながったと思います。
ただ、通用したところはたくさんありますし、その部分は繰り返して、逆に相手にやられたところを修正して防ぐことができれば、明日は勝利に近づくことができると思います。
本多純平選手コメント
試合残り4分からの戦い方っていうのを、チームとしてもっとはっきりさせておかないと、こういう残り4分で7点リードしていても、最後ひっくり返されてしまいます。昨季から多くのメンバーが残っているところを強みとしているんですけど、やっぱり新しく入ったメンバーもいるので、しっかりとコミュニケーションをとって、チームを作っていかないとなとあらためて思いました。
プレシーズンゲームでもいろいろ感じることはありましたけど、レギュラーシーズンに入ってまた違うことを感じて。チームとしての総合力をもっと上げなければいけないということに、早い段階で気づくことができました。負けはよくないですが、チームにとってはプラスになったかなと。残り59試合あるので、そこはポジティブに考えて、シーズンを戦い抜きたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 84-91 青森ワッツ
1Q 28-19
2Q 19-26
3Q 20-24
4Q 17-22
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 25点
#9 スティーブン・ジマーマン 16点
#11 キャメロン・ジャクソン 12点
#6 林瑛司 10点
#24 本多純平 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
#9 スティーブン・ジマーマン 7本
#11 キャメロン・ジャクソン 6本
アシスト上位
#1 大塚勇人 5本
#24 本多純平 5本
#17 阿部友和 3本