試合結果 バンビシャス奈良 63-98 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
バンビシャス奈良は、末広体育館で行われる、天皇杯2次ラウンドに臨み、初戦で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦しました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#20 石井峻平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
B1の名古屋Dを相手に、大塚選手のフローターで奈良が先制します。ハインズ選手のスリーポイントや、本多選手のパスを空中で受けてそのまま決める得点などで、1Q中盤までは競り合いに持ち込みます。しかし、相手のスリーが決まり出したことで、徐々に点差が開き、15-27で最初のクォーターを終えました。
2Qに入っても、なかなか奈良は点を伸ばすことができません。20点のビハインドとなったところで、ハインズ選手がアンスポーツマンライクファウルを受けると、フリースローを2本きっちりと決めて、その後3Pシュートにも成功して一気に5点縮めます。#11 キャメロン・ジャクソン選手がポストプレーや速攻でのダンク、#17 阿部友和選手がスリーポイントなどで続き、15点差のまま追いかけたものの、このクォーター終盤にも名古屋Dの長距離砲が決まり、34-56と21点のビハインドを背負ってハーフタイムとなりました。
後半、奈良はジャクソン選手が速攻のフィニッシュや、ポストプレーで得たフリースローを決めると、ジマーマン選手もインサイドでなんとか得点します。ハインズ選手もバックボードを使ったスリーポイントを決めました。それでも、名古屋Dのディフェンスが固く、47-80とさらに差が開いて3Qを終えました。
最終クォーターは、開始から4分弱得点することができません。大塚選手のアシストから本多選手がようやくコーナースリーを返し、さらにプルアップジャンパーを決めます。ジャクソン選手がファストブレイクを決め、ジマーマン選手のアシストからハインズ選手がレイアップ、ジマーマン選手がインサイドで踏ん張り、最後は#20 石井峻平選手がスリーポイントを決めるなど、最後まで戦い続けましたが、開いた点差を縮めることはできず、63-98で敗れ、天皇杯は敗退となりました。
小野秀二HCコメント
試合前に課題として、相手にイージーポイントを与えないことをあげていました。それはつまりオフェンスの終わり方ということ。ターンオーバーで終えないことと、ゴール下のシュートを決めきる、またはファウルをもらうということです。ゲームの入りは、そんなに悪くなかったんですが、ミスしてしまったり、フィニッシュができなかったりで、名古屋Dに走られてしまって、テンポをもっていかれてしまいました。これが一番の敗因です。もう一つはリバウンド。もう一度これらの基本的なことを見つめ直して、次に向かっていきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 63-98 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1Q 15-27
2Q 19-29
3Q 13-24
4Q 16-18
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#44 シャキール・ハインズ 15点
リバウンド上位
#9 スティーブン・ジマーマン 11本
#11 キャメロン・ジャクソン 8本
アシスト上位
#1 大塚勇人 5本
#44 シャキール・ハインズ 4本