試合結果 バンビシャス奈良 81-57 徳島ガンバロウズ
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良でプレシーズンゲームを行い、B3リーグ所属の徳島ガンバロウズと対戦しました。
スターティング5は、#1大塚勇人選手、#6 林瑛司選手、#9 スティーブン・ジマーマン選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合開始すぐのインバウンズパスからハインズ選手が3Pシュートで先制すると、林選手も長距離砲で続きます。主導権を握った奈良は、ディフェンスで徳島に簡単に得点を許さず、ハインズ選手のペリメーターやジマーマン選手のインサイドの得点でリードを広げます。ペイント内でのジマーマン選手から本多選手へのアシスト、ディフェンスからの速攻では、本多選手が林選手のフィニッシュをアシストと、チームの連携も良く、22-12と10点をリードして、最初のクォーターを終えました。
2Qも、#88 中谷衿夢選手のアシストから#20 石井峻平選手の3Pシュートで奈良が先に得点します。次いで#11 キャメロン・ジャクソン選手もスリーを決めると、#17 阿部友和選手のノールックでのアシストから再び石井選手がコーナースリーと立て続けにロングレンジのシュートを決めます。さらに、ジマーマン選手がインサイドだけでなく、ハインズ選手のアシストから3Pシュート、速攻ではバスケットカウントを決めるなど、奈良のオフェンスを牽引しました。守備面でも、このクォーターの徳島の得点を一桁に抑え、44-19とリードを広げてハーフタイムを迎えました。
後半最初のクォーター、ジマーマン選手がオフェンスリバウンドをねじ込むと、ジャクソン選手がダブル、トリプルチームをものともせずにバンクショットを決めます。中盤以降は、ジマーマン選手のハイポストからのパスでハインズ選手がコーナースリー、2人のピックアンドロールからジマーマン選手の強烈なダンク、最後はジマーマン選手からハインズ選手へポストからポストへのアシストで得点と、二人の連携で徳島を突き放し、62-33とリードしました。
大きなリードで迎えた最終クォーターでしたが、最初の3分間の奈良の得点が、ハインズ選手のフリースロー2本にとどまる中、徳島に連続得点を許してしまいます。この悪い流れを、#7 古牧昌也選手が2本の3Pシュートで止めます。その後、徳島がフルーコートでのプレスとゾーンディフェンスを仕掛けてきますが、チームでボールを動かし、最後は林選手が3本の3Pシュートを決めてみせ、81-57で徳島を振り切りました。
小野秀二HCコメント
メンバーを見ると徳島のコンディションが今ひとつではあったと思いますが、我々はチームディフェンスがよくできていたと評価しています。ただ、1Qは相手にオフェンスリバウンドを6本とられていて、これはすぐ相手の得点につながる部分ですので、絶対にやらせてはいけないことだと、もう一度確認したいと思います。
オフェンスにおいては、とくにジムは、走れますし、3Pシュートも今日1本入れています。賢く、いろいろなことができますので、我々のチームに非常にフィットすると思います。大塚は、オールドスタイルのゲームをコントロールするタイプのガードですので、これも僕がこのチームに必要としているポジションです。これからもっともっと良くなっていってほしいなと期待しています。
スティーブン・ジマーマン選手コメント
小野HCの“強くスタートする”というプラン通り、自分たちのハードなディフェンスからの速攻だったり、相手の外国籍選手がひとりということを知っていたので、僕だったり、ジャクソン選手のインサイドを使ったプレーをしようと話していて、それらをしっかりと遂行できたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 81-57 徳島ガンバロウズ
1Q 22-12
2Q 22- 7
3Q 18-14
4Q 19-24