試合結果 バンビシャス奈良 86-71 愛媛オレンジバイキングス
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で愛媛オレンジバイキングスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
奈良はハインズ選手のショットで先制すると、その後はジャクソン選手、林選手、再びジャクソン選手と、3Pシュートが高確率で決まり、ハインズ選手の2本のフリースローを加えて、開始3分で13-2と大きくリードします。その後も、愛媛のフィールドゴール成功率を35.7%に抑えながら得点を重ね、1Qの主導権を握り続けます。終盤にはハインズ選手と#7 古牧昌也選手がさらにスリーポイントを加え、最初のクォーターを28-19とリードしました。
古牧選手の3Pシュートで、2Qも奈良が先に得点します。その後、3分近く奈良の得点が止まりましたが、古牧選手のアシストを受けて、#14 柳川幹也選手もスリーポイントを決めたことで、流れは譲りません。このクォーターは、お互いにフィールドゴール成功率が30%台半ばと、得点に苦労します。それでも、残り3分をきったところで古牧選手がこの試合3本目となるスリーポイントを決めると、残り48秒には笠井選手が激しいディフェンスからスティールを奪ってのワンマン速攻に成功するなど、42-35とリードを保って、前半を終えました。
後半も開始から、ジャクソン選手と本多選手が得点します。笠井選手のアシストからハインズ選手が左45度からスリーポイント、2Qに続いて笠井選手のスティールからの速攻をジャクソン選手がフィニッシュするなど、4分経過時点では12点をリードしていました。しかし、そこからおよそ2分半の間、シュートミスやターンオーバーを重ね、愛媛に11点のランを許してしまいます。1点差に迫られたところで、林選手がスクープショットで愛媛の連続得点を止めます。林選手はフリースロー2本を挟んだあと、2本の3Pシュートを立て続けに決めてみせます。最後の最後に、愛媛にスリーポイントを許したものに、64-57とハーフタイムと同じ点差を守りました。
最終クォーターの最初の得点は、このクォーターで12得点をあげるジャクソン選手の、古牧選手とのピックアンドポップからの3Pシュートでした。柳川選手が2本のフローターで続くと、その後は奈良らしいハードなディフェンスで愛媛オフェンスを抑え込む間に、ジャクソン選手がレイアップと、今度は笠井選手とのピックアンドポップで長距離砲を決めました。もう止まらないジャクソン選手は、ミスマッチをついたパワフルなポストプレーから得点すると、続いて林選手とのピックアンドロールからベースライン沿いに飛んでトマホークダンクをリングに叩き込みました。終盤の愛媛のファウルゲームにも慌てることなく時間を使い、86-71で今季愛媛から初勝利をあげました。4月7日の神戸ストークス戦GAME2から4連勝です。
また、この勝利が今季の24勝目。1試合を残して、シーズン最多勝利数に並ぶことができました。
小野秀二HCコメント
神戸とのGAME2、青森戦、そしてこの愛媛戦をとにかく勝って、このチームの新しい道を作ろうと話して、試合に臨みました。
今日もディフェンスは、みんなアグレッシブで、非常に良かったと思います。ただし、3Qに簡単に得点をしようとしたり、サイドチェンジせずそこでがんばり過ぎて、ミスだったり、良くないショットから、相手に得点を与えてしまいました。オフェンスで崩れるというのはこのチームの課題ですが、今日は終盤になって自分たちで立て直すことができました。この部分については、ここまでやってきたチームの成長を感じました。
明日の最終戦は、自分たちの一番いいバスケットを、皆さんに観てもらえるようにがんばります。
キャメロン・ジャクソン選手コメント
プレーオフ進出はかないませんでしたが、シーズン最高勝率という記録が残っているので、自分たちはまだまだあきらめていないこと、勝利に貪欲なところを見せることができたと思います。誰が出ても、勝利に執着心をもって、自分の役割をまっとうするプレーができたことがとても良かったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 86-71 愛媛オレンジバイキングス
1Q 28-19
2Q 14-16
3Q 22-22
4Q 22-14
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 29点
#44 シャキール・ハインズ 15点
#6 林瑛司 13点
#7 古牧昌也 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 9本
#22 シェイク・ムボジ 9本
#6 林瑛司 7本
#44 シャキール・ハインズ 6本
アシスト上位
#13 笠井康平 7本
#7 古牧昌也 3本