2023-24シーズンも応援ありがとうございました
今シーズンは、本当に多くの皆さまにご支援をいただくことで、戦うことができたシーズンでした。
2月の時点で、経営の問題からB2クラブライセンスの交付が受けられない見込みとなりB3への降格の危機を招いておりました。個人の方々にはクラウドファンディングや振込でのご寄附、会場での募金などでご支援をいただきました。また、パートナー企業の皆さまからは追加の協賛でご支援をいただきました。シーズンを通して応援してくださった皆さまがあり、こうした追加のご支援を加えることで、この危機を脱することができました。
経営面からB3への降格の危機を招いたことは痛恨の極みであり、本当に申しわけございませんでした。しかし、多くの皆さまのご支援のもと経営面での降格の危機を脱することができました。本当にありがたく思っています。なにより、このご支援を集める活動の中で、クラウドファンディングサイト上でのメッセージやホームゲーム会場でいただいたお声、パートナー企業の経営者の方々からいただいた叱咤激励のお言葉、すべてにクラブのスタッフは勇気づけていただきました。感謝してもしきれません。それぞれのメッセージやお声かけいただいたお言葉は、本当にうれしかったです。
チームは、当初目標のプレーオフには進出できませんでしたが、粘り強く戦い残留を決めてくれました。経営においてB2の中でバンビシャス奈良が他クラブの後塵を拝する中、戦績は過去最高タイの24勝と一定の成果をあげました。まだまだ応援してくださる方々の期待には応えられていませんが、今後も前進していきます。
今季は、クラブライセンスの審査のほか、新リーグの入会審査のシーズンでもあり、バンビシャス奈良が大きな岐路にあったシーズンでした。B2クラブライセンスの交付を受けられたことと、チーム成績においてもB2に残留できたことは、これからの10年を見据えるうえで、とても重要なこととなりました。新リーグ(B.LEAGUE ONE)への参入条件である売上4億円や平均入場者(1,500人以上)をクリアすることができたことで、B.LEAGUE ONEからの参戦が濃厚となりました。
また、奈良県においてアリーナの建て替えの話があがっています。まだどのような規模のアリーナになるか決まっていないため、奈良県に価値を生み出すアリーナ(B.LEAGUE PREMIER基準を含む、客席5,000~8,000席以上など)になるように働きかけていかなければいけません。そのためにも新リーグへの参戦が、B.LEAGUE PREMIERへの昇格も望める、B.LEAGUE ONEからスタートできる位置にいることは重要です。コンサートやコンベンションなども開催できる、奈良に全国から人が集まる、奈良に価値を生み出すアリーナになるように働きかけていきます。次の10年に向けても、チーム、フロントスタッフともども全身全霊を傾けて邁進していきます。
2023-24シーズン、バンビシャス奈良を応援・ご支援いただいた皆さまにあらためて感謝申しあげます。
引き続き応援・ご支援のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。
株式会社バンビシャス奈良
代表取締役 加藤真治