試合結果 バンビシャス奈良 103-90 青森ワッツ
バンビシャス奈良は、アウェーのマエダアリーナで、青森ワッツと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
本多選手のプルアップで先制すると、ジャクソン選手が笠井選手とのピックアンドポップからの3Pシュートで続きます。ジャクソン選手は、試合最初から好調で、1Qから1対1のシチュエーションで勝利し続け、15得点を奪いました。また、林選手と#7 古牧昌也選手がいいところでスリーポイントで援護射撃します。しかし、青森にもペイントで得点を許し、最初のクォーターは27-28と1点ビハインドとなりました。
2Q序盤、古牧選手が左のコーナースリーを決めると、ジャクソン選手がローポストで巧みなステップワークで得点、ハインズ選手もペイントアタックでレイアップに成功、そしてもう一度古牧選手がほぼ同じ位置から3Pシュートを決めて逆転します。青森のタイムアウトが明けても、#88 中谷衿夢選手のアシストからハインズ選手が長距離砲でネットを揺らし、ジャクソン選手がローポストでダブルチームをものともせずに、バスケットカウントからボーナススローにも成功します。ハインズ選手はドライブから、ジャクソン選手は3Pシュートも決めるなど、2人ともインサイドからも、アウトサイドからもと、ディフェンスに的を絞らせないオフェンスで加点していき、56-50とリードして前半を終えました。
後半、青森を突き放したい奈良が、ハインズ選手のダブルクラッチからのリバースレイアップ、本多選手のジャンプショットで先に4得点し、リードをふた桁とします。ここから青森に7点のランを許したものの、その後ハインズ選手の3Pシュート、ハインズ選手からジャクソン選手へのハイローの合わせ、ハインズ選手のターンアラウンドジャンパー、ジャクソン選手のフリースロー、本多選手のリバウンドショットで、11点のランを返し、反対にリードを14点まで開きました。チームディフェンスで、このクォーターの青森のフィールドゴール成功率を40%以下に抑えたこともあり、78-65とリードして、4Qに入ります。
最終クォーター開始3分過ぎまでに、ハインズ選手の3Pシュートやジャクソン選手のペリメーターショット、ゴール下でのバスケットカウントを決めての3点プレーなどに成功し、リードを試合最大の20点とします。その後も、#2 栗原翼選手がクロスオーバーでディフェンスを抜いてのレイアップ、笠井選手のスティールからの速攻をハインズ選手がフィニッシュして、加点していきます。残り1分22秒には、笠井選手のオフェンスリバウンドから、林選手がレイアップを決め、これがチーム100点目となります。そして残り25秒、古牧選手がキャリアハイタイとなる、試合4本目のスリーポイントを決めて103得点。103-90というハイスコアゲームの勝利を決定づけました。
ジャクソン選手の38得点はシーズンハイ、チーム103得点もシーズンハイとなります。
小野秀二HCコメント
この2日間は、チーム青森の得意とするアップテンポなゲーム展開で、今日も前半56-50とハイスコアな戦いでした。とくに今日の前半は、50失点中40点がペイント内ということで、ここをハーフタイムでみんなで共有して、後半はペイントを守ろうと話しました。
結果、3Qは15失点、うちペイントで4失点。これが流れをグッと引き寄せることができた要因だと思います。3Qに我々らしいチームディフェンスが機能したことが大きかったと思います。
オフェンスに関しては、いいオープンショットを作れていたので、これを残り2試合、継続していきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 103-90 青森ワッツ
1Q 27-28
2Q 29-22
3Q 22-15
4Q 25-25
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 38点
#44 シャキール・ハインズ 27点
#7 古牧昌也 15点
#24 本多純平 12点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 13本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#13 笠井康平 6本
#2 栗原翼 4本
#6 林瑛司 4本
#44 シャキール・ハインズ 4本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本
#88 中谷衿夢 3本