試合結果 バンビシャス奈良 95-91 青森ワッツ
バンビシャス奈良は、アウェーのマエダアリーナで、青森ワッツと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#11 キャメロン・ジャクソン選手、#13 笠井康平選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
先制点は青森に許すも、すぐに林選手がスリーポイントで返します。笠井選手もコーナースリーで続くと、さらに林選手がもう一本決めてみせます。インサイドでも、ジャクソン選手がディフェンスを押し込んでローポストから得点しました。ハインズ選手も3Pシュートを決めるなど、常に奈良が先行します。ジャクソン選手が2つ目のファウルを取られて、奈良の外国籍選手がハインズ選手ひとりとなっても、その流れは譲りません。笠井選手とハインズ選手がジャンプショットを決め、林選手が最初のクォーター3本目のスリーに成功しました。しかし、最後に青森に逆転となる3Pシュートを許し、1Qは22-23と1点のビハインドとなりました。
2Qに入ると、ハインズ選手のフェイダウェイ気味のジャンプショット、#33 三森啓右選手のオフェンスリバウンドから#20 石井峻平選手のペイントアタック、そして #88 中谷衿夢選手のキックアウトから #7 古牧昌也選手の3Pシュートで逆転します。中谷選手はさらに、三森選手のペリメーターショット、ハインズ選手の3Pシュートにもアシストを供給、奈良がリードしてオフィシャルタイムアウトとなります。その後も競り合いとなりますが、ハインズ選手が中盤以降だけで8得点、2クォーター全体で13得点と、得点面を牽引したことあり、44-44と同点で前半を終えました。
後半。ファウルトラブルで2クォーターを通してベンチで過ごしたジャクソン選手が、いきなり3Pシュートを決めると、続けてトップの位置からペイントに入ってスピンターンで得点、またフリースローも2本決めるなど、チーム最初の7点をあげたことで、奈良が一歩前に出ます。青森にも得点は許すものの、ハインズ選手の長距離砲、ジャクソン選手がさらに4点を加え、笠井選手がディフェンスの間を割るドライブで得点し、奈良が先行します。ハインズ選手はさらにもう一本スリーポイントを決め、ジャクソン選手がこのクォーターだけで16点まで得点を積み上げ、70-68と奈良がリードして、最終クォーターを迎えました。
4Qも、序盤からジャクソン選手が、リバウンドショット、プルアップでの3Pシュート、ペネトレイトからの得点、フリースローと、奈良の最初の9点をあげると、奈良がこの試合最大となる7点までリードを広げました。しかし、ここから青森に6点のランを許してしまいます。嫌な流れとなりましたが、ここで古牧選手が落ち着いて左のコーナースリーを決めると、ハインズ選手がこの試合5本目となる3Pシュートで続きます。再びリードした奈良ですが、残り3分のところでジャクソン選手がファウルアウト、同点とされてしまいます。ここで古牧選手が今度は右のコーナーから3Pシュートを決めてみせます。さらに笠井選手がインバウンズパスをディフェンスにあててレイアップを決め、林選手がフリースローを積み上げました。最後は全員で守りきり、95-91で青森を振り切り、勝利しました。
小野秀二HCコメント
前節でムボジがケガしたこともあって、外国籍がひとりと、あと藤髙が欠けている状況でしたので、来られなかった選手の分もみんなで補って、とにかくチームで戦おうと話して、試合に臨みました。
1クォーターこそ、チーム青森の一番の特徴であるファストブレイクを出させて、走られてしまいましたが、そこを除けば、彼らのテンポにさせなかったことが非常に良かったと思います。
インサイドが手薄になったところを、日本人ビッグマンの三森が身体を張ってくれたのと、周りもそこをよくヘルプして、とにかくディフェンスでがんばってくれたと思います。
オフェンスに関しては、シャキールが非常に良い集中力をもって、40分間コートに立ち続けてくれました。とくに前半は確率良くショットをどんどん決めてくれたことで、チーム青森についていけたと思います。
今日は11名全員で、勝ったゲームだと思うので、明日もまた一緒にがんばりたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 95-91 青森ワッツ
1Q 22-23
2Q 22-21
3Q 26-24
4Q 25-23
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 29点
#44 シャキール・ハインズ 27点
#6 林瑛司 13点
#7 古牧昌也 11点
#13 笠井康平 11点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 10本
#44 シャキール・ハインズ 10本
アシスト上位
#44 シャキール・ハインズ 5本
#13 笠井康平 4本
#88 中谷衿夢 3本