試合結果 バンビシャス奈良 75-94 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
神戸に3Pシュートで先制されたものの、すぐにムボジ選手がオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントを返します。林選手のドライブを仕掛けてからのフェイダウェイでの得点を挟んで、ムボジ選手が今度はバスケットカウントを決めることで、先行する神戸を追いかけます。その後、笠井選手がディフェンスの裏をとった #11 キャメロン・ジャクソン選手へアシストを通した後、自らもリングアタックで得点し、ムボジ選手がフリースローを加えたことで、奈良が一歩前に出ます。終盤、ジャクソン選手のスリーとハインズ選手のプルアップが決まり、最初のクォーターは20-14と奈良がリードしました。
2Qも序盤は、ハインズ選手が藤髙宗一郎選手のアシストからスリーポイントを、#20 石井峻平選手もムボジ選手のアシストからコーナースリーを決めて、奈良が先行したものの、中盤にかけて神戸の追い上げをうけます。4分半が経過したところで逆転されますが、すぐさまハインズ選手が3Pシュートを返します。しかし続くポゼッションで、神戸 #15 トレイ・ポーター選手にバスケットカウントを与えて同点に追いつかれ、オフィシャルタイムアウトとなりました。ここから終盤にかけては、ハインズ選手の得点や#7 古牧昌也選手のスリーポイントなどで、1点を争う展開となります。しかし残り1分半をきってから、神戸に2本の3Pシュートを許したことから、39-45と6点のビハインドでハーフタイムとなりました。
後半の出だしから、ディフェンスの強度を高めてきた神戸に対し、奈良はショットミスやターンオーバーを重ねてしまうと、最初の5分間でフィールドゴールはハインズ選手のセカンドチャンスでの2点、それ以外は林選手と笠井選手のフリースロー4点にとどまりました。その間、流れにのった神戸に10点まで点差を開かれます。以降は、林選手のロブパスからムボジ選手がゴール下を決め、同じく林選手のキックアウトからハインズ選手がジャンプショットに成功しますが、なかなか点差を縮めることができません。それでも終盤、林選手の2本のフリースローを皮切りに、林選手のスティールからの速攻を古牧選手がフィニッシュし、ジャクソン選手がリバウンドショットと、最後の最後で3Pシュートを決めたことで、61-68と一桁差に戻して、3Qを終えました。
悲願のB2プレーオフ出場には勝つしかない奈良は、追い上げを試みますが、序盤に#14 柳川幹也選手がスリーを決めて以降は、ショットが安定せず、得点を伸ばすことができずに、反対に点差を開かれます。ジャクソン選手のフリースローを挟んで、ようやく4分半過ぎにハインズ選手がファウルを受けながらスリーポイントに成功してボーナススローも決めましたが、神戸にすぐにスリーで返されてしまうと、17点差でオフィシャルタイムアウトに入りました。一時22点差まで開かれてしまうと、ムボジ選手がポストプレーで、藤髙選手が#33 三森啓右選手のアシストを受けて、それぞれ加点しましたが、75-94で神戸に振り切られて敗れました。
小野秀二HCコメント
出だしはチーム神戸にテンポをもっていかれましたが、1クォーターに関しては、うまく順応していい形で終われたと思います。やはり今日は、我々のイージーなミスが相手を勢いづけてしまいました。ファストブレイクポイントでの失点が26点。一番確率の高いシュートです。これでは我々に勝ち目はありません。明日は、彼らに5対5のバスケをさせることを意識したいと思います。
もう一つはリバウンド。チーム神戸は高さがあるので、我々はリバウンドに対する欲求をもっともっと持たないといけない。明日は、この2点にしっかりと取り組みたいと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
前半は競り合うことができて、どちらが勝つかわからないゲームができました。ですが、後半の出だしから、相手がオフェンスもディフェンスもインテンシティを高めてきたところで、自分たちがケアレスミス、イージーなターンオーバーをしてしまうと、それが相手に簡単なファストブレイクポイントを与えることになって、勢いづかせてしまいました。その相手の流れのまま、追い上げることができませんでした。
試合結果
バンビシャス奈良 75-94 神戸ストークス
1Q 20-14
2Q 19-31
3Q 22-23
4Q 14-26
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 21点
#11 キャメロン・ジャクソン 18点
#22 シェイク・ムボジ 12点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#44 シャキール・ハインズ 7本
#11 キャメロン・ジャクソン 5本
アシスト上位
#6 林瑛司 3本
#13 笠井康平 3本