試合結果 バンビシャス奈良 67-81 滋賀レイクス
バンビシャス奈良は、アウェーの滋賀ダイハツアリーナで、滋賀レイクスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
今日の試合も、立ち上がりは昨日と同じく、両チームがハードに守り合います。とくに奈良は、滋賀のフィールドゴール成功率を18.2%に抑え、5つのターンオーバーを奪いました。攻めては、奈良もフィールドゴール成功率が30%未満となりますが、その分オフェンスリバウンドを5つ獲得。シュート本数で7本滋賀を上回ります。得点面では、本多選手がプルアップで先制点、そしてベースラインドライブからのショットで連続得点した後、ハインズ選手がオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントを複数あげたほか、#3 藤髙宗一郎選手のアシストからのフェイダウェイショットなど、このクォーターで7得点して得点面でチームをリードしました。15-10と5点差をつけて、最初のクォーターを終えます。
2Qに入ると、#11 キャメロン・ジャクソン選手とハインズ選手が得点するものの、滋賀に追いつかれたことから、流れが滋賀に傾きかけます。ここで#88 中谷衿夢選手が、昨日同様に悪い流れを止めます。いきなりペイントアタックを仕掛けて、得たフリースローを2本とも成功させます。すると、ハインズ選手のスティールからの速攻で、ジャクソン選手が得点。オフィシャルタイムアウトを挟んで、次もファストブレイクで、林選手が#2 栗原翼選手のアシストを受けて3Pシュートに成功します。再び追いつかれますが、栗原選手がフリースローを2本決めた後、ルーズボールを拾った中谷選手がゴール下のハインズ選手へ矢のようなアシストを通します。さらに次のポゼッションで、中谷選手が今度はノールックパスをジャクソン選手に飛ばしました。中谷選手のアグレッシブなプレーがチームを勢いづけたこともあり、33-31とリードを保って、ハーフタイムに入りました。
後半に入っても、ジャクソン選手のドライブやローポストでの1on1、本多選手のタフなタイミングでのディープツー、林選手のアタックなどで、中盤まで競り合いとなります。しかし、ジャクソン選手がトップの位置からスリーポイントを決めて以降、奈良がショットミスやターンオーバーを重ねてしまうと、滋賀に3Pシュート3本を含む、13点のランを許してしまい、二桁のビハインドとなります。最後に、ハインズ選手と林選手が得点を返し、50-57となんとか7点差に押し戻しました。
同じ関西の滋賀相手に、シーズン全敗は避けたい奈良は、4Q序盤にハインズ選手と#7 古牧昌也選手が3Pシュートを決めますが、なかなか点差を縮めることができません。しかし、3分を過ぎたところで、栗原選手がファストブレイクをファウルを受けながらフィニッシュ、ボーナススローもしっかりと決めます。5点差としたことで、流れを変えられるかと思いましたが、反対に滋賀に、3点プレーと3Pシュートなどを返され、12点差まで開かれてオフィシャルタイムアウトとなります。タイムアウト明けに、栗原選手がコーナースリーをヒットして、ジャクソン選手がローポストからシュートをねじ込み、もう一度一桁差に戻しました。しかし、ここから滋賀に7点のランを出されてしまい、残り2分をきってこの試合最大の14点差となってしまうと、挽回することはできず、67-81で滋賀に連敗となりました。
小野秀二HCコメント
選手たちは、イージーな得点を与えない、ハードなディフェンスをしてくれたと思います。ですが、オープンショットの確率の差が、とくに後半出てしまったと思います。チーム滋賀はオープンショットをしっかりと決めてきました。我々はオープンは作れてはいたのですが、そのショットを決めきることができず、それで得点を伸ばすことができなかったことが、敗因となったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 67-81 滋賀レイクス
1Q 15-10
2Q 18-21
3Q 17-26
4Q 17-24
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 22点
#44 シャキール・ハインズ 16点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 8本
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#2 栗原翼 2本
#7 古牧昌也 2本
#11 キャメロン・ジャクソン 2本
#88 中谷衿夢 2本