試合結果 バンビシャス奈良 70-78 滋賀レイクス
バンビシャス奈良は、アウェーの滋賀ダイハツアリーナで、滋賀レイクスと対戦しました。
スターティング5は、#2 栗原翼選手、#6 林瑛司選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Qは、お互いに相手のフィールドゴール成功率を35.3%に抑える、ハードなディフェンスの仕掛けあいになりました。奈良が林選手の3Pシュートで先制して、本多選手がベースラインドライブからのレイアップ、速攻のフィニッシュなどで序盤は先行したものの、中盤は1点を争う展開に。以降は林選手が2本目のスリーとファストブレイクで加点してオフェンスを牽引し、最初のクォーターは、15-14と1点リードしました。
2Qは反対に点の取り合いでの、我慢比べとなります。序盤、奈良は#11 キャメロン・ジャクソン選手が、スピンターンからのショットや、速攻で#7 古牧昌也選手から肩越しのパスを受けてのレイアップなどで得点していきます。その後は、ハインズ選手がステップバックしての1本目、#14 柳川幹也選手のアシストを受けての2本目のスリーなどで追加点をあげ、4点をリードしてオフィシャルタイムアウトを迎えました。タイムアウト明けには林選手のスティールからのファストブレイクで5点差としたものの、その後滋賀に逆転を許します。残り39秒で、柳川選手が右45度からスリーポイントを返したことで、39-40と1点差に盛り返して前半を終えました。
後半の立ち上がり、奈良がミスから入ってしまったことから、流れが滋賀に傾きます。最初の2分は1点差でこらえていたものの、以降滋賀に6連続得点、ジャクソン選手がダンクを1本返したものの、再び滋賀に7点のランを許して、12点のビハインドとなります。この悪い流れを止めたのが、#88 中谷衿夢選手です。まずコートの真ん中を堂々と突いてのレイアップを決めると、次の速攻では、ディフェンスの裏をとった本多選手にアシストを通しました。さらに次のポゼッションで、ジャクソン選手のピックを使ってディフェンスを置き去りにして、再びレイアップを決めてみせました。これでペースを取り戻した奈良は、ジャクソン選手が2本のショットをねじ込み、55-62と一桁差に戻して、最後のクォーターにつなぎます。
なんとか追いつき、逆転したい4Qは、再びディフェンス合戦となります。奈良が先に林選手のスリーポイントで得点したものの、そこからショットが決まらず、ここで滋賀に9点のランを許してしまいます。ジャクソン選手のフリースローで滋賀の連続得点を止めてからは、滋賀にシュートを決めさせない時間帯を作ったものの、奈良の得点もハインズ選手のリバウンドショットとジャクソン選手の2本目のフリースローにとどまってしまいます。そのため滋賀に5点を加えられると、残り3分ほどでこの試合最大の14点のビハインドを背負ってしまいました。もちろんあ諦めない奈良は、栗原選手のフリースロー、ムボジ選手のスティールから林選手の速攻、ムボジ選手のフリースロー、さらに林選手がファウルを受けながら3Pシュートを決め、4点プレーを成立させて、8点のランを返しました。しかし、逆転には時間が足りず、70-78で惜しくも敗れました。
小野秀二HCコメント
70点台の試合は、テンポ的には我々の目指す展開だったと思います。ただ、3Qにチーム滋賀と我々のフィニッシュの力の差が少し出てしまいました。
そこを除けば、アグレッシブなディフェンスはできていましたし、リバウンドでも相手にセカンドチャンスポイントを与えないという、今回ポイントとしていたところを選手たちはしっかり遂行してくれました。
明日は、このフィニッシュの部分を修正して、試合に臨みたいと思います。
中谷衿夢選手コメント
前半は相手のシュートもしっかりチェックできていましたし、リバウンドも取れていたと思います。ただ、3Qではそれができなかったことで、離されてしまったと思います。4Qは前半と同じ強度のディフェンスやリバウンドができていたと思うので、明日は40分間自分たちのバスケットをして、勝ちたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 70-78 滋賀レイクス
1Q 15-14
2Q 24-26
3Q 16-22
4Q 15-16
スコア上位
#6 林瑛司 21点
#11 キャメロン・ジャクソン 16点
#44 シャキール・ハインズ 12点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#44 シャキール・ハインズ 9本
アシスト上位
#2 栗原翼 2本
#6 林瑛司 2本
#20 石井峻平 2本
#24 本多純平 2本
#44 シャキール・ハインズ 2本