試合結果 バンビシャス奈良 71-42 ライジングゼファー福岡
バンビシャス奈良は、アウェーの照葉積水ハウスアリーナで、ライジングゼファー福岡と対戦しました。
スターティング5は、#2 栗原翼選手、#6 林瑛司選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
1Q、栗原選手のユーロステップを踏んでのレイアップで奈良が先制します。ムボジ選手のペリメーターショット、再び栗原選手の3Pシュートで、3分が過ぎたところでは同点でした。ここから奈良はショットを決めることができず、福岡に8連続得点を許します。終盤に#11 キャメロン・ジャクソン選手がファウルを受けながらレイアップを決めたものの、ボーナススローは落としてしまい、最初のクォーターは9-15で終えました。
続く2Qは、福岡に先に得点されたものの、ハインズ選手のフリースロー2本と3Pシュート、#14 柳川幹也選手がスティールして、ディフェンスを引き付けてジャクソン選手にアシストした速攻による連続得点で追い上げます。さらに、ムボジ選手のポストプレーとこのクォーター2本目となるハインズ選手のスリーポイントでオフィシャルタイムアウトまでに追いつきました。このタイムアウト明けに、チームを勢いづけたのが、#88 中谷衿夢選手です。まずハインズ選手のハイピックからのペネトレイトで得点すると、泥臭く確保したオフェンスリバウンドがハインズ選手の得点につながり、奈良が逆転します。最後も、中谷選手がセンターラインを超えたところから力強いドライブを仕掛けてレイアップを決め、奈良の6点のランで29-26とリードしてハーフタイムを迎えました。
3Qは、奈良のディフェンスが福岡オフェンスを封じ込めました。福岡のフィールドゴール成功を2Pシュート1本に抑え、これとフリースロー4本だけしか許さず、福岡を6点に抑えました。オフェンスでは、ムボジ選手がペイントエリアで3本すべてのシュートに成功して起点となると、ハインズ選手、栗原選手、林選手、ジャクソン選手がアウトサイドからリングを射抜きました。このクォーターを23-6と圧倒し、52-32と最終クォーターを前に、20点をリードしました。
4Qも、福岡のフィールドゴール成功率を30%以下に抑えるディフェンスで、さらに点差を開いていきます。このクォーターもムボジ選手が3本すべてのショットを決めます。ジャクソン選手とのハイローの合わせ、中谷選手のアシストを受けてフリースローラインからのジャンプショット、速攻でのダンクとレパートリーも豊かでした。ジャクソン選手もハインズ選手のスティールからのファストブレイクで豪快なボースハンドダンクを披露しています。柳川選手も持ち味でも3Pシュートを決め、そして最後は、ジャクソン選手のアシストを受けた中谷選手がゴール下で決め、71-42と福岡を40点台に抑え、29点差での大きな勝利となりました。
小野秀二HCコメント
残り9試合ということで、今シーズンやってきた我々のバスケットの、良いところをとにかく出そうと、選手たちに伝えていました。選手たちは本当にいい集中力を持って、とくに我々の持ち味であるディフェンスをハードにやってくれました。
また、チーム福岡はリバウンドが強いんですが、とにかく相手にセカンドチャンスを与えない、ディフェンスリバウンドをみんなで取りまくろうということも話していました。前半は少しやられてしまいましたが、後半修正することができました。
このディフェンスとリバウンドを、誰が出ても強度を落とすことなく、40分間やりきったことが、今日一番良かったところだと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 71-42 ライジングゼファー福岡
1Q 9-15
2Q 20-11
3Q 23- 6
4Q 10-19
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 17点
#44 シャキール・ハインズ 17点
#11 キャメロン・ジャクソン 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
#44 シャキール・ハインズ 7本
#2 栗原翼 6本
アシスト上位
#11 キャメロン・ジャクソン 4本
#14 柳川幹也 3本