試合結果 バンビシャス奈良 74-81 愛媛オレンジバイキングス
バンビシャス奈良は、ロートアリーナ奈良で愛媛オレンジバイキングスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
愛媛に3Pシュートで先制され、先行されますが、ムボジ選手のゴール下、林選手のレイアップ、ジャンプショットで追走します。交代出場した #11 キャメロン・ジャクソン選手のアシストでハインズ選手がミドルショットを決めると、残り4分をきったところで#2 栗原翼選手のアシストを受けた林選手の3Pシュートが決まり逆転します。その後は1点を争う競り合いとなりますが、残り2分半を過ぎてから、ジャクソン選手のローポストプレーに合わせて林選手がペイントに飛び込んで得点、今度はハインズ選手がジャクソン選手のアシストに合わせてファウルを得ながらシュートをねじ込み、3点プレーを成立させます。最後は、栗原選手が得意のパワフルなレイアップでダメを押して、1Qは22-16とリードしました。
リードを広げたい2Qでしたが、出だしから愛媛に連続得点を許して1点差に迫られます。笠井選手のインバウンズパスからハインズ選手が3Pシュートに成功しますが、以降は奈良がシュートを決められない間に愛媛に13点のランを出されてしまい、逆転されて一気に9点のビハインドとされます。ジャクソン選手のペイントでの得点、林選手の速攻でようやく流れを止めたものの、その後奈良のフィールドゴールが #7 古牧昌也選手の3Pシュート1本にとどまり、34-43と9点差をつめられずに、前半を終えました。
追い上げる奈良は、本多選手のステップインからのレイアップ、ムボジ選手のアシストを受けたハインズ選手の3Pシュート、そして林選手のレイアップとスリーポイントによる得点で、点差を4点につめ、愛媛にタイムアウトを取らせました。逆転を目指し、その後もハインズ選手のスリーポイントや、ジャクソン選手がオフェンスリバウンドに飛び込んでからのセカンドチャンスポイントを、ファウルを得ながら決めての3点プレーの成功などで追いかけます。しかし、4点差の壁を超えられず迎えた終盤に、愛媛に12-4のランを出させてしまい、56-68と反対に引き離されてしまいました。
最終クォーター、ディフェンスのギアをさらに上げた奈良は、4Qの愛媛のフィールドゴール成功率を25%に抑えます。しかし、愛媛にオフェンスリバウンドを9本許してしまい、フィールドゴールの試投数では、6本も多く打たせてしまいました。奈良はジャクソン選手のショートコーナーからの得点やムボジ選手のリバウンドショット、ハインズ選手と林選手のスリーポイントなど、愛媛の倍の50%の確率でフィールドゴールを決めましたが、点差をつめきることができず、74-81で敗れました。
この試合で5アシストを記録した栗原選手は、B2通算500アシストを達成しました。
小野秀二HCコメント
今日は出だしのディフェンスのエナジーが低く、チーム愛媛にやりたいプレーを始めにやらせてしまったことが、最後まで響いてしまいました。とくにオンボールのところで、我々のディフェンスのルールを徹底できなかったことが大きかったと思います。
オフェンスでは、1対2だったり1対3だったり、狭いところでプレーしてしまって、ターンオーバーを15本もしてしまった。我々の悪い時のバスケットをしてしまいました。
もう一度、我々の良い時のバスケットを確認して、明日臨みたいと思います。
林瑛司選手コメント
試合の入りは僕たちのバスケットができていたと思いますが、相手にオフェンスリバウンドをとられてしまったり、先週からコーチ陣に言われている、そのリバウンドのところ、ディフェンスのコミュニケーションという部分を、自分たちが遂行できなかったことが、負けにつながってしまったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 74-81 愛媛オレンジバイキングス
1Q 22-16
2Q 12-27
3Q 22-25
4Q 18-13
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#6 林瑛司 21点
#11 キャメロン・ジャクソン 15点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 9本
アシスト上位
#2 栗原翼 5本
#11 キャメロン・ジャクソン 5本
#22 シェイク・ムボジ 5本
#44 シャキール・ハインズ 3本