試合結果 バンビシャス奈良 87-77 熊本ヴォルターズ
バンビシャス奈良は、金魚スクエアに熊本ヴォルターズを迎え、対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
開始から4点を熊本に先行されるも、ムボジ選手のペイントでの得点、ハインズ選手のジャンプショットと3Pシュートで逆転すると、以降は奈良がリードします。笠井選手がディフェンスのあたりに負けないレイアップやプルアップジャンパーで得点すれば、林選手がムボジ選手のアシストからスリーポイントを決めます。#11 キャメロン・ジャクソン選手とハインズ選手はフリースローを確実に決め、最後は#2 栗原翼選手が得意の力強いペイントアタックで加点し、21-13とリードして1Qを終えました。
2Qは開始からジャクソン選手が自らのショットミスを押し込むセカンドチャンスポイントと、栗原選手とのピックアンドポップからの3Pシュートで、リードを13点まで広げます。栗原選手は、ドライブでディフェンスを押し込んでからのフェイダウェイで自らも得点しました。中盤以降に徐々に熊本の追い上げを受け、残り40秒で2点差に迫られますが、最後に笠井選手がポンプフェイクで相手を飛ばしてから、フリーでジャンパーを決め、39-35と4点差でハーフタイムを迎えました。
後半に入ってすぐ、ハインズ選手がムボジ選手のピックを使って、2本のドライブを成功させます。1本目はユーロステップからのレイアップ、2本目はディフェンスを完全に抜き去ってのワンハンドダンクです。さらに、本多選手が右コーナーからスリーポイントを決めるなど、少し点差を開きました。その後は何度か3点差に戻されるものの、その度にジャクソン選手がフリースローやセカンドチャンスポイントで、本多選手がこのクォーター2本目の3Pシュートで押し返しました。そして4度目も、ハインズ選手がスティールからの速攻をブザービーターでフィニッシュして、62-57と5点差に戻しました。
最終クォーターは、#20 石井峻平選手の技アリのスクープショットで奈良が先に得点します。ハインズ選手が古牧選手とのピックアンドロールから試合2本目のダンク、笠井選手のスティールからの速攻をレイアップした後は、ジャクソン選手がフリースロー2本と、古牧選手のスティールしたボールをボースハンドダンクでリングに叩き込んだことで、4Q開始から10連続得点(3Q最後のハインズ選手の得点を合わせると12連続得点)となって、この試合最大の15点のリードを築きました。その後も、古牧選手とハインズ選手から長距離砲が飛び出し、笠井選手もバスケットカウントからの3点プレーを成立させるなどして流れを熊本に渡すことなく、87-77と強豪熊本に快勝しました。
小野秀二HCコメント
チーム熊本とはここまで4試合やって1勝3敗。その負けている試合では、我々のミスからのイージーポイントを多く与えてしまっていたので、まずはオフェンスで簡単なミスをなくそうと話していました。それと、我々の強みはやっぱりディフェンスなので、この2点をやりきろうと、この熊本戦に関しては伝えていました。
3Qこそターンオーバーを多く出しましたが、全体としてはそこまで多くなく、そしてディフェンスでも相手の得点をチームとして抑えることができました。とくに4Qの終盤になってより強度を上げてくれたと思います。石井もウッドベリーに対して体を張ってしっかりと守ってくれましたし、ハードなディフェンスが相手のミスを誘ったと思います。
今日は本当にいい集中力をもって、40分間選手たちは戦ってくれたと思います。
シャキール・ハインズ選手コメント
オフェンスでは、みんなでボールを回しながら攻めるという形ができていたので、試合を通して決めるべきシュートを決めきることができましたし、ディフェンスもアグレッシブにできたので、勝つことができたと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 87-77 熊本ヴォルターズ
1Q 21-13
2Q 18-22
3Q 23-22
4Q 25-20
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 25点
#11 キャメロン・ジャクソン 19点
#13 笠井康平 14点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 11本
#11 キャメロン・ジャクソン 10本
アシスト上位
#13 笠井康平 5本
#22 シェイク・ムボジ 4本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本