試合結果 バンビシャス奈良 62-75 ベルテックス静岡
バンビシャス奈良は、アウェーの静岡市中央体育館で、ベルテックス静岡と対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合は、笠井選手のアシストを受けたムボジ選手のミドルショットで奈良が先制、さらに林選手がムボジ選手のピックを使ってジャンプショットで加点します。そして、ハインズ選手とムボジ選手で連続7得点したところで、流れが奈良のものとなります。静岡の得点を挟んで、ルーズボールを拾った林選手の得点、笠井選手のスルスルッと抜けるドライブ、ハインズ選手の速攻からのダンクで、今度は6連続得点。以降も、林選手と#11 キャメロン・ジャクソン選手がオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイント、#14 柳川幹也選手もタフなレイアップを決めきるなど、1Qを27-17と10点リードしました。
2Qも序盤は、ムボジ選手のプットバック、笠井選手のショットクロックギリギリでの3Pシュートなどで、二桁リードを保ったものの、4分を経過したところから、静岡に6連続得点を許してしまい、5点差に詰められてオフィシャルタイムアウトとなりました。以降奈良は、フィールドゴールを笠井選手の左コーナーからのディープツー1本しか決められず、最後に静岡に逆転を許して、41-42で前半を終えました。
後半、奈良は笠井選手のアシストを受けたハインズ選手のジャンプショット、笠井選手がスティールしたボールを自らレイアップで決めたことに加え、ペイントアタックで引き出したシュートファウルで得た2本のフリースローで得点し、3Q中盤までは1点差の戦いを続けます。しかしこれ以降およそ4分間、奈良はショットを決められず、またターンオーバーもあり、静岡に11点のランを出させてしまいました。最後にハインズ選手が5点を返したことで、52-57と少し盛り返し、最後のクォーターにつなげました。
この数節できていない、同じ節での2連勝をなんとしても手にしたい奈良が、ジャクソン選手からハインズ選手へのハイローの合わせ、ジャクソン選手のフリースローで、先に得点してワンゴール差に迫ります。静岡に3Pシュートを返されてしまったものの、次にハインズ選手がファウルを受けながら3Pシュートをねじ込み、ボーナススローも成功させて4点プレーを成立、1点差とします。しかし奈良は、ここから7分近くフィールドゴールを決められません。得点がジャクソン選手のフリースロー3本にとどまったこともあり、最後は62-75と静岡に点差を開かれての敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
なかなか2連勝できない節が続いている中、今日は本当にいい試合の入り方ができたと思います。それでも負けた一番の敗因は、我々が自滅したことです。最後のショットをことごとく落とす、決めきれなかったことで負けてしまったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 62-75 ベルテックス静岡
1Q 27-17
2Q 14-25
3Q 11-15
4Q 10-18
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 22点
#13 笠井康平 13点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 8本
#22 シェイク・ムボジ 7本
アシスト上位
#13 笠井康平 6本
#11 キャメロン・ジャクソン 3本