試合結果 バンビシャス奈良 64-78 岩手ビッグブルズ
バンビシャス奈良は、ジェイテクトアリーナ奈良で、岩手ビッグブルズと対戦しました。
スターティング5は、#7 古牧昌也選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
昨日は試合を通して8本に抑えた岩手の3Pシュートを、試合開始から2本連続で許してしまうと、古牧選手がフリースローで、笠井選手がジャンプショットで得点を返したものの、さらに2本のスリーポイントを決められ、GAME1とは逆に岩手にスタートダッシュを切らせてしまいました。古牧選手が2本の速攻のフィニッシャーとなり、#3 藤髙宗一郎選手がペイントの真ん中を破るドライブで加点しましたが、12-22と1Qで10点差をつけられてしまいます。
2Qに入るとすぐに、ハインズ選手が3本のフリースローを得て、これをすべて決めると、次のオフェンスで自らのミスショットをカバーするシュートも決めます。さらに、ハインズ選手のスティールからと、古牧選手のスティールからの2度の速攻で、再び古牧選手がフィニッシャーとなるなど、少しずつ流れを奈良のほうに引き寄せていきます。残り3分をきって、古牧選手がこのクォーター2本目のスティールに成功したところで、岩手のアンスポーツマンライクファウルを受けます。これで得た2本のフリースローを冷静に決めると、次のポゼッションで、ハインズ選手の3Pシュートをアシストしました。さらに、ムボジ選手がポストプレーで得たフリースロー2本と、ペイントに飛び込んでの得点を加え、チームで9点のランでついに同点に追いつきます。しかし終盤に、3Pシュートを含む5得点を岩手に与えてしまい、32-37の5点差でハーフタイムとなりました。
後半の立ち上がりは、ハインズ選手が7得点、古牧選手が3得点したところで、再び同点としました。しかし、2Qの終盤と同じく、勝ち越すことができません。三度岩手に先行されると、笠井選手がムボジ選手のピックを使って左45度からの3Pシュートをショットクロックギリギリでねじ込み、ハインズ選手が左コーナーからのロングツーを決めましたが、47-53とリードされて最終クォーターを迎えます。
必死に追いかける奈良は、ムボジ選手とハインズ選手の得点で2点差に、#2 栗原翼選手の3Pシュートで3点差に、古牧選手の3Pシュートで2点差にと、何度もワンゴール差に迫りますが、その都度引き離されてしまいます。そして、4Qが4分を経過したところから、8点のランを岩手に許し、10点差とされてしまうと、ムボジ選手がインサイドでバスケットカウントからの3点プレーに成功し、ハインズ選手の4得点を返したものの、この間に岩手にさらに3本のスリーポイントを決められて、64-78で敗戦となりました。
小野秀二HCコメント
失点自体はそれほど多くはなかったんですが、最後に3Pシュートを高確率で入れられてしまった点は、ディフェンスの課題として残りました。もう一つのポイントは、逆に我々のオープンショットの確率が非常に低かったことです。前半に関しては、3Pシュートの確率が10%台でしたから、決定力の差が出てしまったゲームとなりました。
古牧昌也選手コメント
今日はいい入りができず、追いかける展開になってしまったことで、自分たちのバスケットを余裕を持ってできませんでした。そうなってしまったのは、リバウンドだったり、自分たちのターンオーバーから、相手に流れを渡してしまったことによると思うので、それが敗因になったと思います。
本多純平選手コメント
出だしからずっと相手のペースで試合を運ばれている中で、うちのいい流れになって同点に追いついても、そこから岩手よりなかなか前に出ることができず、だいぶ我慢の展開になりました。同点のところで、あと一押しできれば、こっちのペースにすることができたと思います。でもそれが結果としてできなかったので、チームとしてここっていうタイミングでガッといけるようにならないと、やっぱりこういう接戦には勝てないなと思いました。
試合結果
バンビシャス奈良 64-78 岩手ビッグブルズ
1Q 12-22
2Q 20-15
3Q 15-16
4Q 17-25
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 23点
#7 古牧昌也 18点
#22 シェイク・ムボジ 11点
リバウンド上位
#22 シェイク・ムボジ 9本
#22 キャメロン・ジャクソン 8本
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#13 笠井康平 7本