試合結果 バンビシャス奈良 91-75 岩手ビッグブルズ
バンビシャス奈良は、ジェイテクトアリーナ奈良で、岩手ビッグブルズと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手です。
試合は、笠井選手のアシストを受けた林選手の左45度からの3Pシュートで奈良が先制し、先行しますが、1Q中盤までは競った展開となりました。残り5分をきっても11-9と2点差でしたが、本多選手のフリースロー2本と#14 柳川幹也選手のスリーポイントで流れを引き寄せると、#7 古牧昌也選手とムボジ選手のフリースローでの加点や、本多選手の3Pシュート、そして、ハインズ選手の終盤での4得点で、29-15と一気に突き放しました。
2Qの序盤に、岩手に2本のスリーポイントを許したこともあり、一桁に点差を縮められたものの、ここで古牧選手がコーナースリーを決めて岩手の流れを断ち切りました。さらに、#11 キャメロン・ジャクソン選手も#20 石井峻平選手のアシストから3Pシュートに成功し、続く岩手のポゼッションで石井選手がスティールで奪ったボールを前を走る林選手に託すと、林選手がダブルクラッチでこの速攻をフィニッシュして点差を開きます。この後も、林選手の長距離砲と#2 栗原翼選手の力強いドライブで、その差を20点としました。しかし終盤、岩手に8点のランと、ハインズ選手のフリースローを挟んで、スリーを許したことから、48-37とその差を少し縮められて、前半を終えました。
後半は開始から6連続失点(2Q最後の3Pシュートを合わせると連続9失点)と、悪い立ち上がりとなり、一時岩手に5点差まで迫られました。ここから、林選手と本多選手がそれぞれ試合2本目となるスリーポイントに成功し、奈良がもう一度主導権を握ります。そして終盤、柳川選手のタフなバンクショット、ムボジ選手のゴール下、ハインズ選手の2本のスリーポイントと、連続10得点し、70-54で4Qを迎えました。
最終クォーターに入っても、奈良の連続得点がさらに5点続きました。連続得点が止められても、石井選手のスリーポイント、ジャクソン選手のバスケットカウントからの3点プレー、ムボジ選手のダンク、再び石井選手のベースラインドライブからのレイアップなどで、奈良の勢いは止まらず、試合最大となる25点差までリードを広げます。最後に岩手の追い上げを許したものの、91-75で快勝しました。奈良は5人が二桁得点、6人が3アシスト以上を記録しています。
小野秀二HCコメント
クラブは厳しい状況にありますが、「我々にできることは、コートの中でエナジーを出し切ってプレーすること、そして観に来てくれるブースターの皆さんに元気を与えられるようなプレーをしよう」と、選手たちと話しています。
そして今日は、我々の一番の強みがディフェンスだということを再確認した試合となりました。チーム岩手はガード陣が良くて、いいアタックをしてくるんですが、そこをうちの選手たちが出だしから止めてくれたことが非常に大きかったと思います。
ただ大きな課題としては、第3クォーターに岩手にランを許してしまったこと。ああいう時間帯をなくすことが、我々がもっと上にいくことにつながると思いますし、我々にはもっと上手くなる余地があるということだと思います。明日は、今日のプレーをベースに、もう一つステップアップしたプレーをしようと、試合後のミーティングで話しました。
林瑛司選手コメント
試合の入りから、自分たちのディフェンスができていて、第2クォーターまでは自分たちのゲームができていたと思います。ですが、後半の入りで、相手に連続得点させてしまう流れになってしまって、そこからもう一度自分たちのバスケをやろうと、ディフェンスからオフェンスにつなげるバスケがもう一度できたと思います。
ただ、プレーオフを目指すという中では、第3クォーターの入りからもっといいプレーをしないといけなかったと思います。最終的にはけっこう点差を開くことができたので、そういうプレーを40分間続けることが、プレーオフにつながるのかなと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 91-75 岩手ビッグブルズ
1Q 29-15
2Q 19-22
3Q 22-17
4Q 21-21
スコア上位
#44 シャキール・ハインズ 18点
#6 林瑛司 17点
#11 キャメロン・ジャクソン 14点
#22 シェイク・ムボジ 11点
#24 本多純平 10点
リバウンド上位
#44 シャキール・ハインズ 8本
アシスト上位
#13 笠井康平 4本
#2 栗原翼 3本
#14 柳川幹也 3本
#20 石井峻平 3本
#22 シェイク・ムボジ 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本