試合結果 バンビシャス奈良 70-71 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、アウェーの西宮市立中央体育館で神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
奈良が林選手のフリースロー2本で先制したものの、その後に、神戸が得意とするオフェンスリバウンドを取らせてしまい、セカンドチャンスポイントを与えてしまったことから、神戸に10点のランを許してしまいます。#11 キャメロン・ジャクソン選手がドライブからのレイアップ、笠井選手のアシストからスリーポイントを返したことに加え、本多選手が笠井選手のパスをジャンプして受けてそのままシュートを決めることで、少しずつ点差をつめていき、12-17で最初のクォーターを終えました。
#20 石井峻平選手が力強いドライブでシュートファウルを得て、2本のフリースローを決め、2Qも奈良が先に得点します。さらに、ムボジ選手がペイントで3点プレーを成立させて続きました。その後はお互いにフィールドゴールを決めきれない時間が続きますが、その中で奈良がファウルで得たフリースローで少しずつ点差をつめていきます。残り2分を切ってから、ジャクソン選手が1Qと同じく、レイアップとスリーポイントを決めてついに逆転します。しかし、終盤に神戸にスリーポイントを決められ、28-29と1点差でハーフタイムとなりました。
奈良は、本多選手が笠井選手のペネトレイトにゴール下で合わせることで、3Qも最初の得点をあげました。本多選手はこの後も、笠井選手のアシストからミドルショットと左45度からのスリーポイントを決め、さらに緩急を使ったドライブで得点を加えて、このクォーター9得点でチームオフェンスを牽引しました。また、ファウルトラブルから前半の出場時間が限られていたハインズ選手も、切れ味鋭いペイントアタックでこの試合初得点、そしてムボジ選手との合わせでも得点をあげました。3Qは点の取り合いとなり、47-50と3点差で最終クォーターを迎えます。
4Qは神戸に先に得点されたものの、林選手がエンドラインからのインバウンズパスを得点に変えたことを皮切りに、ハインズ選手のレイアップ、さらにジャクソン選手のスティールからの速攻を、林選手がユーロステップでディフェンスをかわしてバックシュートで決め、奈良の連続6得点で逆転します。しかし、神戸にも連続得点を許し、再び追いかける状況となります。ここで、ムボジ選手がゴール下でバスカン、ボーナススローも決めて1点差に迫るも、そこから5連続失点で残り1分半で6点のビハインドとなりました。しかし、残り1分に#7 古牧昌也選手が笠井選手のアシストからコーナースリーに成功すると、次の神戸のポゼッションを24秒間守り切ります。そして残り30秒、ハインズ選手がトップの位置から同点スリーポイントを突き刺し、62-62で延長に持ち込みました。
オーバータイムに入ると、ハインズ選手のフリースロー2本、ムボジ選手のゴール下での得点で、奈良が先行するものの、お互いに譲らず、緊迫した時間が過ぎていきます。残り42秒、ムボジ選手がフリースローを決めて1点をリードするも、その後神戸に逆転され、反対に1点を追う立場となりました。そして、残り5秒、逆転勝利を狙った古牧選手のスリーポイントは惜しくも外れ、70-71で悔しい敗戦となりました。
また、この試合で記録した笠井選手の13アシストは、キャリアハイとなります。
小野秀二HCコメント
外国籍選手のところでファウルトラブルがあった中で、我々の持ち味であるディフェンスでしっかりと追いかけて、延長まで持っていった選手たちのがんばりに、本当に感謝したいと思います。負けはしましたが、我々の目指すバスケットが、チームに浸透するゲームになったと思います。これを先につなげていきたいと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 70-71 神戸ストークス
1Q 12-17
2Q 16-12
3Q 19-21
4Q 15-12
OT1 8- 9
スコア上位
#11 キャメロン・ジャクソン 15点
#22 シェイク・ムボジ 15点
#24 本多純平 11点
#44 シャキール・ハインズ 11点
#6 林瑛司 10点
リバウンド上位
#11 キャメロン・ジャクソン 7本
#44 シャキール・ハインズ 7本
アシスト上位
#13 笠井康平 13本
#24 本多純平 3本