試合結果 バンビシャス奈良 68-56 神戸ストークス
バンビシャス奈良は、アウェーの西宮市立中央体育館で神戸ストークスと対戦しました。
スターティング5は、#6 林瑛司選手、#13 笠井康平選手、#22 シェイク・ムボジ選手、#24 本多純平選手、#44 シャキール・ハインズ選手。
試合開始早々に、笠井選手のアシストからハインズ選手が得点、奈良が先制しました。先制後は、3分が過ぎるまで、双方の得点が止まります。奈良は持ち味のディフェンスを序盤から仕掛けたことで、このクォーターの神戸のフィールドゴール成功率を25%に抑えることに成功します。ハードディフェンスから、本多選手とハインズ選手がスティールを奪っての速攻でバスケットカウントを得るなど、流れを引き寄せました。さらに、#11 キャメロン・ジャクソン選手が、ポストでのテクニカルな得点を重ね、17-11と先行します。
2Q、先に神戸に3Pシュートを許したものの、そこから4分以上の間は神戸の得点をシャットアウトします。反対に奈良はその間、#7 古牧昌也選手とハインズ選手、さらに#14 柳川幹也選手がスリーポイントを決めると、ムボジ選手が速攻からのダンク、ポストプレーでバスケットカウントを得ての3点プレー、そしてミドルショットで得点を重ねるなど、チームで16点のランで一気に神戸を引き離しました。終盤の林選手のスリーポイントとプルアップでの5得点などもあり、43-25と大きくリードして前半を終えました。
後半に入ってもディフェンスの強度を緩めない奈良が、3Qも神戸のフィールドゴール成功率を25%以下に抑え、失点は10点にとどめました。反対にオフェンスでは、ムボジ選手とハインズ選手が相互に、ペイントでの合わせで得点すると、林選手がディフェンスリバウンドからの1本と、自らのスティールからのもう1本の速攻で加点するなど、57-35とさらにリードを広げました。
大差で入った4Q、神戸のなりふり構わない追い上げ体制に、奈良はシュート成功率を落としてしまいます。フィールドゴールは、1本のボースハンドを含む、ムボジ選手のペイントでの3本のみで、チーム得点は、これにフリースロー5本を加えた11点でした。さらに、この試合で初めてクォーターの失点が20を超えたものの、3Qまでに築いたリードが生き、68-56で勝利。前節から2連勝となりました。
小野秀二HCコメント
個人技が高く、シュート力のあるチーム神戸が相手ということもあって、とにかく我々の持ち味であるディフェンスを機能させることを徹底しようと、選手全員が必死にやってくれたことが一番の勝因だと思います。
また、チーム神戸は大きな選手が多く、オフェンスリバウンドの数も多いチームです。出だしこそ何本かやられましたけど、それ以降はセカンドチャンスポイントを与えることなくできたことも良かったと思います。
試合結果
バンビシャス奈良 68-56 神戸ストークス
1Q 17-11
2Q 26-14
3Q 14-10
4Q 11-21
スコア上位
#22 シェイク・ムボジ 22点
#44 シャキール・ハインズ 17点
リバウンド上位
#6 林瑛司 8本
#22 シェイク・ムボジ 8本
アシスト上位
#14 柳川幹也 3本
#44 シャキール・ハインズ 3本